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2005/04/27

唐櫃越

昨日は、昼間にものすごい夕立があって大変だったが、今日は天気が安定してそうなので、以前からずっと行ってみたかった、「唐櫃越(からとごえ)」に行ってきた。

唐櫃越は、かつて関所破りの間道として、また明智光秀の本能寺攻めの道としても使われたといわれる古道です(『関西 里山・低山歩き』より)。京都市西京区山田より、沓掛山、みすぎ山をつないで、亀岡市馬堀までの道である。

9時 自宅出発
桂川に出て、松尾橋のファミマで水とスポドリの500mlペット1本ずつ、どら焼き2個、乾燥梅干しを購入(結局スポドリしか飲まなかった)、西芳寺川に沿って東海自然歩道に入る。
西芳寺川の桜は、既に若葉の域を超え、緑が深くなっていた。鈴虫寺の近くまで来ると山吹も咲いている。そういえばこの辺りの松尾大社は山吹の名所だ。きっと見頃になっているだろう。明日朝起きられたら行ってみよう。
苔寺、竹の寺を経て、山田岐れからの道に出る。

9時35分
西に曲がると住宅はすぐに切れ、すごい急登が続いている。ゼイゼイ言いながら上ると、辺りが開け墓地となった。6jizou道の右手には6体のお地蔵様が並んでいる。道中安全をお祈りして、地図を出し、スポドリを飲む。
後方を振り返ると、京都市内が見える。
墓地が切れると、山道に入る。最初は雑木林だが、少し行くと竹林となった。竹もまだ若い葉であり、林の中も明るい。勾配はさほどなく、道もしまって走りやすく、ぼちぼちと走るのにはぴったりだ。

takenoko
タケノコを食いちぎった跡があった。イノシシか猿か?
概ね尾根に沿って進む。時折尾根が狭くなり、道だけが残っているようなところもある。次第に両側も開けてきて、左手には桂坂や洛西、右手には松尾や嵐山の山塊とその向こうに市街が見え隠れしている。

ハイカーの夫婦がおられ、挨拶する。お先に行かせてもらうとすぐに分岐があった。表示はなかったが、左の方が道がはっきりしていたので、そちらに進む。すぐに「桂坂野鳥公園」への分岐があった(10時5分)。そういえば、野鳥の声が先ほどからよく聞こえていた。
以前「野鳥公園」から山の方を見上げた時、上方に人がいるのが見えたが、それがこの辺りなのかもしれない。

道標に沿って唐櫃越の方へ少し行くと、南側が開けて、桂坂から洛西が一望できた。katurazaka-houmen1
小塩山からポンポン山の方までよく見える。今度はそちらの方に行ってみたいなと思い、少し眺めていたかったのだが、ここでも、まりもを追い払うかのように熊ん蜂が頭の上をブンブンと飛び回っていて、怖ろしくて長居ができない。

世の中に絶えて大蜂のなかりせば、春の心はのどかけらまし

ルートに戻って少し行くと、右手後方から道が合流していた。そこにある道標から見ると、先ほどの表示がなかった分岐を右に行ったところがこれに合流するようだ。巻き道だったのだろう。その他にも、桂坂野鳥公園の遊歩道に入る表示がしばしばある。

山と高原地図「北摂・京都西山」によれば、先ほどの桂坂野鳥公園との分岐から沓掛山までは30分となっている。まりもは走りも交えているのに、なかなか沓掛山につかない。辺りは明るい雑木林のダラダラ上りが続いている。突然10mほど前を小さい獣が横切った。猿だった。松尾の山塊は野生の猿が多いのだ。写真に撮りたかったが、猿と目を合わせると危険なので、わざと知らんぷりをしてやりすごすが、前方にまた動く物あり、どうも複数の猿がいるようだ。急に鉢合わせになっても怖いので、大声で時々「わー」「わー」と言いながら走っていく。鈴をつけているといいかもしれない。

どうも沓掛山山頂はルートから北側にはずれているようで、道標にそう書いてあった。道のような道でないような急崖を上ると、山頂は少し広くなっていた。kutukakeyama
展望はそれほど良くないが、北側が開けて愛宕山方面が見えた。
沓掛山 10時32分

小休止して、再びルートに戻る。急な下りとなるがそれも一時で、樹林帯の中をダラダラと進む。
踏み跡ははっきりしているが、道なのかどうか紛らわしいところもある。野鳥公園を過ぎると道標はあまりないが、テープはしっかりついているので、それを頼りにして行く。

10時58分 舗装された林道に出た。hyoushiki2
直前の私製の道標がなんともほのぼのとしている。
林道といっても先は行き止まりのようで、通行車両は皆無である。しばらくすると右側が開けてきて、愛宕山や保津峡周辺の山々が見え隠れする。rindou-kara
さすがに山道よりランにとっては走りやすいので、楽である。12,3分走ると、広場のようなところに出て、舗装が切れた。かなり広大な広場であり、ここはJRの付け替え工事の際の資材置き場になっていたところらしい。この先にも未舗装ながら林道が延びているので、また走り出す。
林道は長い。「京都西山」の地図ではどこまでがこの林道を進むのかよくわからないので、どこかに山道の入口があって見落としたのではないかと不安になる。

またしばらくすると、左手に山道への入口のようなところがあった。道標もあるが、「旧道だがまた林道に合流する」とある。でも折角だからそちらに入ってみた。針葉樹林帯を進むが、倒木も多く、しかも5分もしないうちに本当にまた林道に出てしまった。
そうこうするうちに、ようやく林道も切れ本当の山道に入る。するとすぐに上に送電線が走る「みすぎ山」の山頂に出た。misugiyama1
南斜面が開けて、亀岡の篠方面がぱーっと開けて見える。山頂には、いろいろな山岳会が思い思いの標示を残していて面白い。
みすぎ山 11時32分

下り始めると、すぐに伐採地が広がり、今度は保津方面の展望が開けた。misugiyama-shita
ここも地図などゆっくり見比べて眺めていたかったのだが、また熊ん蜂に追い払われるようにスゴスゴと退散した。この後は、急な下りとなり、大石がゴロゴロとしている。雨が降ったときには川になるような少し湿った道となった。足を踏み外さないように、気をつけて下りていく。地図でも斜面を無理矢理に下りていくような道で書いてあり、どんどん高度を下げていく。
かなり下りてきて、もうすぐ麓につくだろうかというところで、フェンスがあり、扉が閉められていた。inoshishiyoke-saku
一瞬出られないのかと思ったが、イノシシよけのフェンスらしく、人間は出ることができたので安心。イノシシの害はTVでも見たことがあるが、農家の人たちのご苦労は大変なのだろうと慮りながら下ると、すぐ麓についた。

麓についたとき急に右膝に激痛が走り、心配したがすぐに治まったので、そろりそろりと走り出した。何ともなさそうだ。胸をなで下ろしながら、住宅地の中を走って、JR馬堀駅に12時10分着。umahori

12時20分発京都行きに乗って帰り、途中買い物をしても1時過ぎに自宅についた。

走行距離:不明につき15kmとして計上
走行時間:3時間10分


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