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2005/08/04

比叡山薪歌舞伎

日曜日の話なんですけど、比叡山で行われた薪歌舞伎を見てきました。

うちの夫のツテがあって、前から三列目の花道横という極上席!
前すぎて見上げなくてはならず、首が痛くなるという欠点はありましたが(笑)
前の財務大臣の「塩爺」も見に来られてましたよ。

舞台は延暦寺に特設された野外舞台です。
当日は昼にすごい雷雨があって開催が心配されたのですが、行いの良い方が多いのか午後には上がり、適当に冷やされて涼しい気候になりました。

出し物は、「連獅子」と、創作歌舞伎「永久の燈火 最澄入寂」。
連獅子は片岡仁左衛門(狂言師右近・親獅子の精)、中村壱太郎(狂言師左近・子獅子の精)、中村鶴亀(浄土僧専念)、中村翫雀(法華僧日門)。
連獅子のあの頭を回すところしか知らなかったけど、途中狂言もはさんで笑いも取りながら、ダイナミックな踊りも楽しめる演目でした。
片岡仁左衛門さん、いい男だし、風格・気品があるし、動きにも華もあって、素晴らしかった。表情がとても決まってるんです。上背もあるから、とても堂々と見えます。
中村壱太郎さん、まだ若いのに踊りも洗練されてました。親子じゃないのに、親子のように息が合っていて、見事な舞でした。
あの獅子の頭の毛は馬のしっぽでできてるんですってね。毛の量も多いし、すごく重いんだろうな。
ああ、でも花道を行く役者さんのあの毛を引っ張りたくなってしまう欲求に駆られる自分って・・・本当に子供(汗)

創作歌舞伎は、延暦寺の関係か、いつも最澄を主人公にした内容のようです。
内容は、天台宗の教えを広めさせないための南都の僧の策略で、朝廷から布教の許しが下りず、無念の中で亡くなる晩年の最澄を描き、その死後にようやく朝廷の許しが下りるというものでした。
まあ、天台宗のPRみたいな内容ですが、その頃の仏教の様子はなんとなく分かりました。

創作歌舞伎なので、歌舞伎俳優の他に、女性も踊りも入り華やかな演目です。
登場人物はあまりに多いので、最澄が中村雁治郎だったことだけにしておきます。
着物を習い始めて、着物の色や柄、着方、帯結び、などいろいろと見るところも増えて、楽しかったですね。
屋外だからレーザー光線やスモークなんかの演出もあって、最後のフィナーレには全員が並ぶなんて、まるでミュージカルのような舞台でした。

一緒に連れて行った小4の息子も、意味はわからないながら結構最後まで楽しんでいたようです。
(会場には子供は彼だけだったみたいだけど)

いままで日舞なんて全然興味もなかったけど、折角着物も習い始めたことだし、ちょっと習ってみようかな~なんて今日この頃。

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