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2005/09/07

容疑者 室井慎次(含ネタバレ)

「室井慎次!観客退屈罪で逮捕するっ!」

って、感じでした。
まりもは、めったに映画の酷評はしないんですが、はっきり言って「観て損した。」

何というか、全くリアリティーがないんですね。
特に、灰島弁護士(八嶋智人)のあの「お子ちゃま風」キャラが、作品ぶち壊し。それなりに演技のうまい俳優さんなんだから、こんな役柄にするのはもったいないですよ。
いくら才能あっても、あんな若輩で、仕事中に携帯ゲームやりまくって、あんなに人を小馬鹿にするような弁護士が立派な事務所構えてるわけないじゃないですか。しかも、「金のため」みたいなこと言いながら、あんな事件にかかりきりで、行く先々で待ちかまえてるなんてことあります?
しかも、話の根幹の事件に全然深みがない。

最初に室井が拘留されてるところから始まるから、やたらト書きの説明が多いのも、気になりました。
いろいろな背景や事件が絡み合ってるという感じがほとんどなくて、何だか取って付けたような説明の印象が強いです。
新宿の「ロケ」は、何でも大掛かりな新宿通のセットを作ってやったそうですが、それなら何であの殺人事件があった場所があんなに場末な感じのところなの?新宿3丁目って設定だったら、もう少しましなセット(ロケ地?)にしてほしかった。どう見ても、地方都市の裏通りですよ。「イトーヨーカドー」がやたら目立つし(笑)
「新宿北警察署(建物もすごい!)」の中もやたら閑散として、本当にここで仕事してんの~?

リアリティがないなら、もっと娯楽に徹してみればそれなりに面白くなったと思うけれど(実際、前作の「交渉人真下正義」はエンターテイメントとして楽しめました)、な~んかどっちも中途半端なんですよね。
脚本も練られてないように思いました。柳葉敏郎の表情だけに頼っていた感じ。それでも、なんであんなに押し黙ってるのかもよく伝わってきませんでしたけどね。あの昔の恋人を亡くしてしまった(自殺に追いやった?)というエピソードも、それを使う意味がもう一つわかりませんでした。

スリーアミーゴズが出てきて、会場から笑いが漏れたのが、唯一の救いだったかも。

こんなに酷評ばかりしたら、「営業妨害」で告訴されるかな?まあ、でも読者も大していないブログだから許してね。

一応映画のHPはこちら → 容疑者 室井慎次

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プラっと一人で見てきました。 感想。無意味で無価値って感想しか浮かばなかったので [続きを読む]

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