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2005/09/08

県庁の星

昨日の新聞の広告に出ていて、面白そうだったので買って読んでみました。
まだ刷り立てのほやほやですよ。(多少ネタバレあり)

4093861501

県庁の星 桂望実著 小学館 1,365円(税込)

地方Y県の県庁職員のお役所根性全開エリートの野村聡が、研修で田舎のスーパーに出向。終了後は出世が保証されているので意気揚々と向かうが、何でも机上のデータや数字で測っていくというこれまでの「常識」が通用しない世界で大変な目に。「なぜこんな目に遭わなきゃいけない?」「ここでなにが学べる?」「恥ずかしくて知り合いに見られたくない」などと、さんざん悲観していたのだが、最後はスーパー建て直しにも貢献、人望も集めて、人間味あふれるいいヤツになっていく・・・というのがあらすじ。

野村の「研修担当」のパート二宮泰子。離婚して女手一つで息子を育てながら、スーパーでバリバリ働いている。
仕事ができるので「いやな役回り」もいつも回されて、それでも奮闘しているうちに、息子と溝が出来てしまってるのにも気づかず・・・

聡と泰子を軸に話が進んでいきます。回りの人間も最初は「なんだコイツっ」って思うような感じなんですが、段々その多面性が見えてきます。「役人エンターテインメント」で、テンポ良く一気に読ませる軽さがある一方で、さわやかな読後感が残りました。

「木を見て森を見ない」役人根性。自分の中にもあるんじゃないかな~ってちょっと考えさせられる本でもあります。

総選挙まっただ中ですが、官僚出身で地盤看板引き継いだような議員さんには、ぜひ一読を勧めたい(笑)。

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