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2006/01/31

天空の草原のナンサ

この映画ドイツ作品なのですが、舞台がモンゴルの草原というちょっと変わった映画です。
京都シネマの予告編で見て、ずっと気になってて、見てきました。

公式サイトはこちら → 「天空の草原のナンサ

登場人物は、モンゴルの草原に住む本当の親子のバッドチュルーン一家。
小学校に行き始めた女の子ナンサと、そのお父さん・お母さん、妹、弟の5人家族です。

話は、小学校の寄宿舎からナンサが家族のゲル(移動式テント)に戻ってきたところから始まります。燃料用の「牛のフン」を集めに出かけたナンサは、洞穴から子犬を拾い連れて帰って「ツォーホル」と名付けます。
お父さんは、犬を飼うことを許してくれず、捨ててくるように命じて、町に毛皮を売りに出かけます。でも、ナンサはいうことを聞かずにそのまま飼い続け、ある日放牧に出かけて、ツォーホルとはぐれてしまい、雨に打たれて道にも迷い、一人の老婆のゲルにたどり着き、そこで雨宿りをさせてもらいそこで「黄色い犬の伝説」を聞きます。・・・

と、これからいろいろ展開していくのですが、波瀾万丈なことがあったり、奇想天外なことが起こったりということは全然ありません。
普通の親子の生活の中で起こる出来事なので。
でも、それが絶大なリアリティを持って、胸に迫るんですね。

珍しい映像がいろいろと見られます。特に、ゲルの解体シーンなんてなかなかお目にかかれるものじゃありません。あのテントはこんな風になってるのか~と一つ賢くなります。モンゴルの人たちがどんな風に生活してるのか、モンゴルの近代化の様子もよくわかります。ドキュメンタリーというか紀行としても、おもしろい。

映画の中で、町から帰ってきたお父さんが「町で生活しよう」と言いだしたのに対して、お母さんが「ここの暮らしも悪くないわよ」と答えるシーンが印象的。毎日家族が生きていくために必要なだけの労働を、家族が支え合ってしていく。余分なものはないけど、不必要なものもない。あんな生活もすばらしいなと思います。

ホリエモンとかの事件が続いただけに、よけいにそう思うのかも。


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