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2006/06/20

「強奪」映画2題

ここのところ、続けて「強奪」を題材とする映画を観ました。
「インサイドマン」と「初恋」です。

Hatukoi_1


Insideman


公式サイトはこちら → 「インサイドマン」  「初恋

「インサイドマン」は銀行強盗を、「初恋」は皆さんご存じのあの「三億円事件」を題材としています。
どちらも、犯罪の計画性がなかなか緻密で面白い。
「インサイドマン」は、ある信託銀行に押し入った犯人一味が、人質に取った中の客や従業員に、自分たちとおなじ格好をさせるというもの。犯人の狙いや目的は当初はなかなか明らかにならず、「つかみ」は抜群。監視カメラの破壊や、人質の携帯電話の集め方など、細部も丁寧に作っています。

ただ、まりもは犯人の動機がいまいちよくつかみ切れませんでした。また、犯人は警察に突入されてもその場で捕まらず、後日悠々と犯行現場を後にするのですが、それも何でそれまで隠れ通せるのかがよくわからない。

犯人の仲間も複数なのですが、その人間関係もいまいちよくわからないです。まりもの見方が足りないのかな~?

「初恋」ですが、この題材となった「三億円事件」は日本犯罪史上に残る有名な事件です。
まりもはまだ子供だったので、当時は詳しいことはあまりわからなかったですが、それでも記憶にはよく残っています。
事件は時効となり、あのモンタージュ写真で有名な犯人もとうとうわからず終いですが、ここではその犯人が女子高校生のみすずという斬新な設定になっています。
みすずには宮崎あおいが扮しているのですが、当然彼女一人で計画したのではなく、主犯格は東大生の岸(小出恵介)であり、そこにはみすずの生い立ち、岸への恋心が絡んでいるわけです。

みすずと岸が知り合うジャズ喫茶。まりももずっとあとの時代ではありますが、よく河原町三条の今はないジャズ喫茶に行ったものです。ジャズなんかもそれほどよくわからなかったくせにね(笑)。暗くて、たばこ臭くて、何かみんな妙に押し黙って、うつむきながら指でリズム取ってるなんていう風景が懐かしかったです。

みすずは白バイ警官になりすまし、いろいろとトラブルになりそうになりながらも、無事?に犯行に成功するわけですが、岸の犯行動機やその後の三億円の行方の描き方がなかなか秀逸でした。実話であってもおかしくないような話です。事件そのものについては、結構素手でハンドル触って、指紋ついてへんかな?とか、ジャズ喫茶に入り浸り、12月にこんな大きなことをしておきながら、しっかり東大を思わせる大学に合格しているみすずってどんな賢いん?などという、つっこみどころはいろいろとあるのですが、物語の組み立てがはっきりしているので、些細なことは気にならないですね。

まあ、詳細はネタバレになるので公式サイトなどで見て頂くとして、
まりも的には、この2つ、「初恋」に軍配を上げたい!

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