« 本鯖完走記(前半) | トップページ | 敵は本能寺にありマラニック »

2009/06/01

本鯖完走記(後半)

38km地点、久多川合。5時間8分。
ここからはこれまでも走った半鯖コースと重なるので、道にも記憶があります。

川合の手前から、雨も止み、雲も切れてきました。
このまま止むのかな!?
雨具の中もかなり濡れてきて、裾がまとわりつきだしたので、うっとうしいし脱ぐことにしました。

リュックに無理矢理押し込んで、さあまた走り出そうとした瞬間、あろうことかまた降り出しました。
(誇張なしに、しまった瞬間です)(ノд・。)
近くを走ってた女性ランナーが、もうどうせ濡れるのだから着ないで行けば?と言うので、そうすることにしました。

久多のエイドにつきました。
スタートで一緒だった同室のTさんに追いつきました。
ここまでも、エイドの度にパンやバナナをぱくついてきたし、ウエストポーチの中の「松露」や「レーズン」も時々食べていたので、それほど空腹というわけでもなく、おにぎり1個と塩昆布、梅干し、スポドリなどいただいて後にしました。

Tさんと離れずつかずでしばらく行きます。
昨日からかなり降っているようで、足元もだんだん悪くなってきました。ぬかるみも多くて走りにくいです。

徐々に高度が上がって、いよいよオグロ坂のつづら折りのとりつき。
半鯖の時は、まだあまりこの辺りではばらけないので、つづら折りも列ができているのですが、さすが本鯖ではそこまではありませんでした。
のっけから走るつもりは毛頭なく、歩いて上ります。登り始めは周りも針葉樹で暗い感じの林が続きます。歩いてはいますが早歩きなので、自然に前の人においついて、道を譲られるという繰り返しで、ここではかなりのランナーを抜きました。
峠が近づくにつれ、ブナの林になるので明るいです。雨のせいもあってマイナスイオンが多いのか、とても空気がきれいな感じがします。
だんだん空が近くなってきて、ようやくオグロ坂峠。ここまで44.7km。6時間26分。

峠までは木も多いので雨風もそれほど気にならないのですが、峠からは頭上の木が少なくなるのでまた雨具を着ることにしました。リュックから出して雨具を着ていると、オグロ坂で抜いた人たちがどんどん先に行ってしまいました(^-^; 

八丁平のような、歩いてしか入れないところにも、スタッフの人たちが誘導で要所要所に立哨されています。
雨もずっと降ってるのに。本当に頭が下がります。
天気がよければ峰床山などもきれいに見えるのですが、今日はかすんでよく見えません。
と、いうか、滑らないように足元しか見る余裕がありません。

湿原を抜けるとしばらく林道を行きます。この辺りも雨風強く往生しました。走るのがしんどいというわけではないのですが、何だかこういう状況が続くとだんだん飽きてきます(^-^;
林道が終わると、急な下りで尾越まで下ります。滑らないように気をつけて下ります。つづら折りの下りには、いつもイワカガミのようなピンクの花が咲いているので楽しみにしていますが、今回も見つけることができました。

尾越エイド。ここではいつも冷やしアメがいただけます。ショウガ風味が美味しい。

ここからは車も通れるような道なので、足元をあまり気にせずに走れるので少し気が楽でした。走ったり走ったり歩いたりという感じで、ぼちぼち行きます。
大見エイドにもすぐつきました。ここではお味噌汁がいただけます。暖かい物が嬉しい。体に染みます。

さて、ここからがまりもにとって今日最大の難所だった、大見尾根。
登りもキツイし、何より道が荒れて、雨が川のようになって流れています。
もう走る気も失せて、とぼとぼと歩いていくと、ランナーに続々抜かれました。みんなようこんな道を走れるなあ!と感心することしきり。わざわざ替えの靴まで持ってきてるのだからもっとガンガン行けばいいのに、全然走る気ない。
途中では道幅一杯に水たまりができていたりしました。雨が降るといつもなのよね~。

次のエイドは杉峠のfrunエイド。仲間が待ってくれているし、いつも楽しみにしています。
お天気がよければ、花脊峠の電波塔などを目印に、大体あとどれくらいかな~と目測することもできるのですが、いかんせん今日はガスっていて何も見えません。それも消耗する原因みたいです。

ようやく杉峠エイドにつきました。ここまで56.8km、8時間45分。
豆腐そうめんに、ところてんをよばれました。つるつるとのどごしよくて美味しい!
ところてんは三杯酢と黒蜜とあって、三杯酢を先にすすったらむせてしまいましたr(^ω^*)))
でも、お酢の疲労回復と黒蜜のカロリーが相まって力が出ます。もちろんおそうめんパワーも。
仲間のエールをいただいて、再びスタート。

杉峠のエイドで、さっきまで一緒だったTさん、H山岳会のMさんと再び会いました。
皆さんここから下りなので、どんどん下りて行かれます。私は、走り出しにかかとが痛くなって、無理して走るとアキレス腱痛めそうなので、そろそろ下りることにしました。
花脊峠は急なので、抑制してもスピードが出ます。去年はここでガンガン飛ばして、後半追い上げたのですが、今日はぼちぼち行きましょう。

走るにつれだんだんかかとも温まってきたのか、痛みも引いてきたので、少しずつスピードにも乗り始めました。
花脊峠、雨の中、麓から自転車の人たちが上ってきます。ナンバーをつけていたから、何かのイベントかな。小学生みたいな女の子もいました。

鞍馬エイド。ここでもお味噌汁をよばれました。
鞍馬まで下りてくると、一般のハイカーも多いです。まだレインハットやレインコートを着ていたので、スタッフの人に「そんな格好してると、ふつーの人と区別つかんやん。もう脱ぎ!」と言われました、(*^-^)

雨も収まってきたので、雨具も脱ぎ、叡電の駅のトイレで小問題解決。
ハイカーのおばちゃん達に、「どこから来たん?えっ、小浜から!?」と驚かれることしきり。
まあ、普通は考えられないですよね~。

駅のトイレなので、隣のホームからはゴールの出町柳行きの電車が出ています。ここから電車乗って帰ったろか~と思いましたが、せっかくここまできたからには完走しないとね。
再びTさんと一緒に走り出しました。

鞍馬街道は車も多いし、走りにくいけど、ゆるゆる下りなので、脚にまかせて行けばそれなりに走れます。
何度も通ってる道なので、地の利もある。

最後の関門、市原エイド。ここまで67km、9時間59分。
ジャム付きパン、オレンジなどをよばれました。
あと9kmで1時間切れば、11時間切りができるな・・・。どうだろう!?

市原から清掃工場前まで1kmほど緩い登りが続きます。脚が止まることはなかったけど、飛ばすこともできません。時計とにらめっこしながら行きます。
鴨川に出る手前の柊野のところで、ジョグノートでリンクしてるEさんにお会いしました。初対面ですが、お名前わかってたので、こちらから声をかけ、エール。

鴨川に出て、あとは河川敷だけ。雨はもうほとんどありませんが、曇っているのでいつも暑くて辛い河川敷も割に楽。キロ6分のペースで走れているみたい。

最後のエイド、北山橋だったかな?美味しそうなトマトがありました。あまりに美味しいので、ついつい2つ3つと食べてゆっくりしてしまいました。ここで11時間切りちょっとピンチになる。まあそれでもいいか~。
最後まで歩かないことに方針変更。そうすれば11時間5分は切れるだろうし。

出雲路橋で右岸に渡り、ゴールまであと少し。対向してくる人に「○○(まりも本名)さん」と声をかけられました。気がつかなかったのですが、H山岳会のTさん達。一度トレイルランでご一緒した方です。先ほど一緒だったMさんを迎えに行く途中とか。応援をいただいて、最後がんばれました。

いよいよゴール。名前とメッセージ(多分申し込み時に書いたこと)を読み上げてくださいました。
11時間3分。長い一日が終わりました。あ~、楽しかった!

一緒に走っていた皆さんも、途中リタイアすることなく、全員無事に完走されたそうです。
よかったよかった!

雨風の中、ご尽力いただいたスタッフやエイド、応援の皆さんのおかげです。
末筆ながらこの場を借りて、あらためて御礼申し上げます。

|

« 本鯖完走記(前半) | トップページ | 敵は本能寺にありマラニック »