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2011/03/08

佐野元春30thアニバーサリーライブ(ネタバレ長文)

お久しぶりです。ブログ更新は2ヶ月以上ぶりですみませn。

さて、
私は30年来の佐野元春さんのファンです。

ちょうど学生で京都に出てきた頃からよく聴き始め、
NHKFMのサウンドストリートとかもよく聴いてました。
あの独特の語り口と、斬新な音楽。
普通の人がうたったら、恥ずかしくなるような歌詞をさらっと歌って、
それがまたすごくかっこいい。

代表作「サムデイ」の

♪本当にこんな気持ちに揺れてしまうのは
 君のせいかもしれないんだぜ

こんな歌詞を他に誰が歌えますか!

それでもなかなかライブに行く機会がなくて、
今までに行ったのは、94年の大阪城ホール、「サークルツアー」の1回のみ。
もう、ぶっ飛びましたよ。
とにかく、すごく会場が一体感があるんです。
たとえて言えば、甲子園のライスタの雰囲気に近いかな(笑)

構成もアレンジも、本当に会場にカスタマイズされてて、オーディエンスもみんな一つに溶けていくって感じ。

その年、9月横浜のライブもチケット取ってたんですが、
8月に妊娠がわかって、しかも8月末から切迫流産で強制入院・・・
退院が間に合わなくて、泣く泣く弟にチケット譲りました。

それから子供も生まれて、ライブどころではないし、
しばらく音楽を聴くこともなくなっていたのですが、
去年の年末に久しぶりに佐野さんのCDを聴いてから、もうまた再燃して。

3月6日(昨日ね)の大阪城ホールのチケットが取れて、
久しぶりに行ってきました。

若い頃の佐野さんは、シャウト感が強いライブで、それはもうエネルギッシュなステージでした。
最近かなりお年を取られて(30周年ですから)、声が以前のように出ないようになられてたので、ちょっと心配してました。

5時開演。

直前まで、結構アリーナもスタンドにも空席があって、まさか全部埋まってないの!?と思いましたが、杞憂。
5時の開演の時には、満員になってました!

最初、ホーボーキングバンドのインストゥルメンタルのナンバーがあって、
それから本人登場!

私の大好きな「君をさがしている」からスタート!
いきなり盛り上がります!

不思議なもので、今はいろいろ覚えようとしてもなかなか覚えられないのですが、
どうして昔の歌って、今でもソラで歌えるんでしょうね(笑)

それから、「ハッピーマン」、「ガラスのジェネレーション」、「トゥナイト」と続いて、
(どれも名曲ばかり。ハッピーマンなんてノリノリ)

日本で最初にラップを導入したといっても過言ではない、アルバム「ヴィジターズ」からの「コンプリケーションブレークダウン」

このアルバムを聴いた時にはぶっ飛んだよ。
めっちゃかっこよかった。
こんな音楽ってあるのかって思いました。
最近はラップって多くなったけど、
私は、このアルバムが日本のラップでは最高だと思ってます。きっぱり。

「99ブルース」と「インデュビジュアリスト」
スカパラホーンズとのセッション最高! とにかく佐野さんの音楽ではホーンやブレスがすごくいいんです。

ロックなのに。

めっちゃかっこいい。

歌い出しの頃は、やっぱり声が少ししゃがれていて、昔のような声はもう出ないのかなと思っていましたが。
(それでも、アレンジやメロディを現在に合わせて変えているので、ちゃんと成り立ってはいますが)

この頃から、声もすごく力強く、全然違和感がなくなった。

そして、重厚なイントロに始まる「欲望」。

今回のライブは、30周年と言うことで、多くのゲストが参加されてます。
次のナンバーはゲストの藤井一彦さん(すみません、存じませんが・汗)
とのセッション「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」

この方の声、若いころの佐野さんとそっくりで、びっくり。

そして「ジュジュ」。
うちのダンナの好きな曲です。
前回の94年のライブでも、ダンナと一緒に行ったのですが、
とにかくこの人ノリが悪いので、今回も一緒に行くの最初はためらってました(笑)
しっかりCDで予習させたので(笑)今回は、それなりのノリでがんばってくれました(笑)

「月と専制君主」
・・・こんなタイトルで曲書ける日本のアーティストって他にいるだろうか!
詩も独創的でとても素敵!

次のゲストはラブサイケデリコ。
「彼女が自由に踊るとき」と「レインガール」
前者は、初めて聴いた曲ですが、よかったわ。
「レインガール」を聴いたのももうしばらくぶり。

そして、休憩・・・
休憩が入るんだ!
長いライブだからね。オーディエンスもみんな年取ってるから、トイレ休憩もとらないと(爆)
まあ、私は若いのでトイレ行きませんでしたよ(笑)

再開してからは、
佐野さんのかつての盟友、ハートランドの初期のギタリスト伊藤銀次さんと、ナイアガラトライアングルで一緒の杉真理さんがゲスト。
杉真理さんのMC、まだデビュー前20曲ほどオリジナルがあって結構自信があった杉さんが、コンテストで一緒になった佐野さんに「どれくらいオリジナルあるの?」と聞いたら「600曲」と言われて度肝抜かれたエピソード(結構有名)に大笑い。

当の佐野さんは、ステージの表にはいません。
何故かホーボーキングバンドの前には、タキシードのキダタローが!?
大阪だからスペシャルゲスト!?

というのは嘘で、佐野さんがタキシードを着て指揮者になっていたのでした。
後ろから見るとキダタローそっくり(笑)

デビュー前に杉さんがこの歌を聴いて、こんな曲をかける人が日本にいるのかと思ったという「byebyeCboy」。これを佐野さんの指揮でホーボーキングバンドが演奏して、杉さんと伊藤さんで歌う。

なかなか観られるものではありませんよ。

さらに、ゲストが続き、
堂島孝平さん、片寄明人さんの「週末の恋人達」
マラソンを3時間で走るという!九州男 山口洋さんの「君を連れて行く」

そして、山下久美子さん。
「ソーヤング」は、佐野さん提供の曲です。
山下久美子はうちのダンナが学生時代に好きだった。

山下久美子と一緒に踊り歌いまくる佐野さん。
もう時代は一気に30年を遡る!

ゲストタイムが終わり、静かなイントロが流れ、次の曲を待つ会場。
すると突然照明が落ち、えっ!事故?と思ったら・・・
スポットライトが舞台下手裾に!
そこに現れたのは何と、野茂英雄じゃないか!

サプライズゲストでした。

佐野さんにエールを送って、グローブをプレゼントする野茂選手。
これはすごいわ。

そして野茂英雄に送る1曲「約束の橋」
この歌詞の中にある

♪今までの君は間違いじゃない 君のためなら七色の橋を作り川を渡ろう

ここ数日、実は私はいろいろあってちょっとブルーな日々が続いていたんです。
この歌詞を改めて聴いて、涙がこぼれました。

それから、ステージはさらにさらに盛り上がっていきます。
ストーリーテリングな「ロックンロールナイト」
これも泣けます。

「レインボーインマイソウル」「ヤングフォーエバー」「ニューエイジ」「新しい航海」
佐野さん、声もしっかり出てる。ものすごくエネルギッシュ。16年前と全然変わらない!

8時も回って、いよいよファイナルに向けてボルテージも上がる。
音楽は世代を超える。これをここにいるみんなで証明しようじゃないかという佐野さんの呼びかけで、「サムデイ」を会場で大合唱!

ああ、ほんまに涙出る!
音楽が世代を超えることを実証した瞬間。

そして、ラストの「悲しきレイディオ」
ステージではおなじみのこのナンバー。私も大好き。
もう、ノリまくり、踊りまくり、歌いまくり。
サビでこぶしをつきまくり。
ほんまに最高のライブでした!!

・・・
ステージは終わっても、当然アンコールの拍手はやみません。
舞台に呼び戻された佐野さんと、バンドのメンバー
そこで佐野さんが、今日のために用意してきたというスピーチを読み上げる。

音楽がなくたって生きていけるけど、音楽があったから見えた景色があった。

その通りですね。
ありがとう、佐野さん。

そしてアンコールの「アンジェリーナ」
最高潮でライブが終わりました・・・


1日たって、今でもまるで夢の中にいるようです。
そんなにいろいろな人のライブに行ったことがあるわけではないけど、
佐野さんのライブは日本一!世界一!だって思います。

5時に始まって、8時半に終わるまでの3時間半弱。
手拍子しすぎて、手のひらに内出血して、
シャウトしすぎて、声枯れました。
それでも、この高揚感。今までに感じたことがないような気がする。
忘れられない夜になりそうです。

ありがとう、佐野さん。

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