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2012/04/30

まいまい京都 【東一口】(2)

さて、この日歩いたコースはこんな感じ。

山田家住宅をあとにして、堤の上にある古い集落の中の道を行きます。
大切なものをしまっておく蔵の方が、母屋よりも高いことがわかりますね。

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集落の東の外れ、東一口橋まで来ました。
向こう側の農地は、巨椋池干拓地。低い土地です。

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再び、集落の中の路地を戻ります。先ほどより一筋南側の路地。

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路地と路地の間、ちょっと高くなっているところが、堤の尾根。

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集落内の安養寺。門前には道標が。
南 伏見向島 一里 八幡町 一里   北 淀町 十町 とある。建立年見落としたが、ちょっと新しい感じ。

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豊吉稲荷神社。小さな神様ですが、疱瘡治癒にご利益があるそうです。

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さて、東一口の地名の由来と、一口と書いてなぜ「いもあらい」と読むのかについては諸説ありますが、

東一口と、西一口と併せて、一口村でした。
この辺りは、巨椋池の交通の要衝。巨椋池から出水する水はすべてここを通ることから「一口」という名前になったようです。

「いもあらい」という読み方については、
1)「いも」=「痘瘡」
2)江戸城築城に貢献した太田道灌の娘が疱瘡にかかり、この豊吉稲荷に治癒祈願したところ、きれいに治ったため、江戸神田駿河台に「太田娘稲荷神社」のちの「一口稲荷」を勧請した。
3)「いも」を洗う、もしくは「祓う」ところから、「いもあらい」

という説がしっくり来ます。


そうこうするうちに、スタート地点の「排水機場前」に戻ってきました。
前川を渡って、「排水機場」を見学させていただきます。
外観は、二条城を模して作られているそうです。

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入口前には「巨椋池まるごと格納庫」という資料館もありました。時間がなくて中が見られなかったのが残念。また機会があれば・・・

排水機場内部はこんな感じ。

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エンジン。

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モーター。ダイハツ製だそうで。

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巨大な排気筒。

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制御室。

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なかなかの迫力でした。
通常は、干拓地内の水は宇治川へ排出されるのですが、宇治川上流の天ヶ瀬ダムが放流されると、宇治川から逆に干拓地内に逆流するので、その時に稼働するそうです。1分に80tの排水能力あり。

排水機場の外では、当時の巨椋池にあったハスを育てているところがありました。
お土産にハスをいただいた方も。私はいただいても育てる場所がないので、残念でした。

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宇治川の対岸にある京都競馬場。その辺りまで巨椋池だった時代があり、今でも競馬場の中には名残の池が残っているそうです。そこには、当時の巨椋池の生態系が残っていて貴重なんだとか。
ちなみに、どうでもいいけど、四つ葉のクローバー見つけました(^^)

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今日はこれで終わり。バスで淀に戻り、参加の皆さん達と一緒にお昼をいただいて帰りました。
密度の濃い内容でした。行ってよかった~♪

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