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2012/07/16

OSJおんたけトレイル100km

京都は祇園祭の三連休、
京都を離れて木曽御嶽山の麓で開催されたOSJおんたけトレイルに参加してきました。

結果:完走
15時間27分55秒 
女子年代別5位らしいです(何歳代かはヒミツ・笑)
多くの応援をいただき、ありがとうございました。

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※年代別5位ということで賞賛のコメント数多くいただきましたが、この年代のエントリー13人しかありませんでしたので、あしからず。

OSJはトレイルの大会を年間数回シリーズ戦で開催されてますが、私はそのシリーズに初参加です。
今回は、長野県の王滝村というところで、コースの大半を未舗装林道を使用してのウルトラマラソンでした。

大会には、100kmと100マイルとがあって、100マイルは100km完走タイムが14時間を切らないと参加資格がないという超ハイレベルなクラス。私は当然100kmしか参加資格がありません。

100kmの部、スタートは午前0時です。(ゴールは20時間制限、午後8時最終ゴール)
途中関門が3カ所、第1関門約30km(6時間)、第2関門約60km(12時間)、第3関門約80km(15時間)。

大会には、マイミクの伊豆のふゆさんと、そのお仲間のK・E・Nさん(お初でしたが、好青年)と、名古屋からレンタカーに同乗させていただいて行きました。その他、ボランティアでMOMOさん、ゆきもろみさん、SMAILさんが参加。

2時頃会場入りして受付。会場ではじろうさんとお会いしました。
豪雨で土砂崩れがあり、コースが変更になっていました。
ボランティアの皆さんとも会うことができて、ひとまず宿へ。
スタートが深夜なので、お風呂と夕食を済ませて、とりあえず仮眠をします。・・・が、なかなか眠れるものではありません。まあ、少しでも身体を休められたかなという程度でした。

宿から出発する頃には、雨が降り出しました。
この大会、あまりエイドが期待できないようなので、行動食はかなり持っていかないといけません。
おまけに雨も本格的に降りそうなので、雨具もゴアテックスの登山用のしっかりしたもの。帽子もレインハット(ママチャリ用だけど)、ライトも3つ、ハイドレ、トレランポール、救急キッド、カメラ、携帯・・・といろいろ持ったら、ザックもかなり重いです。

雨も本格的になり、会場に行くまでにふゆさんともはぐれ、会場では雨のため自由に動けず、スタート地点の小学校校庭は既に水浸し・・・行く末が案じられます。が、何とかふゆさんとも再会でき(K・E・Nさんには会えず)、マイミクになったななみ父さんともお目にかかれ、ラン友のくるみさんにも会えました。

後ろの方からスタート、真っ暗なのでどこを通ってるのかさっぱりわかりませんが、ボランティアの宿の前を通るので、そこでまずMOMOさん達の応援を受けて、山に向かって行きます。途中から、川沿いの道になり、緩やかなアップダウンがあるような舗装道路を行きます。コース変更で序盤の夜間に舗装道路が増えたのはありがたいです。

次第に上りがきつくなり舗装が切れてダートの林道へ。歩き混じりになってきました。雨はさらにひどくなる感じ。風はないけど、道は水がたまってきて、萩往還を想起させるようなぬかるみや道いっぱいの水たまりも多く、足が濡れるのが嫌いなメンタル的にかなりきついです。最初はなるべく入らないようにしていたのですが、一度完全にはまってしまったので、それからは吹っ切れました。

最初の小エイドに到着。列ができているので並んでいたら、単に水だけでした。それならスルーしてもよかったような。ふゆさんともまたはぐれてしまいました。

まだ、前後には人が全然途切れないので、トレイルでも怖いことはありません。それに分岐や距離表示には点灯してあるので、コースがわからないこともなかったです。雨はほぼ断続的に降り続けてます。
標高が高くなってきたのか、ガスが出てきて、ライトの光が通らなくなるところもありました。
萩往還の点滅灯を付けていたので、参加された数人の方から声をかけられたり声をかけたり。

4時半頃、第1関門(30km)に到着。ここにはおにぎりがありました(でもすぐなくなったみたい)。とりあえず一ついただいて食べながらトイレの列に並んだのですが、一つしかトイレがないので、列が全然進みません。走っていると寒さを感じないけど、止まっているとだんだん冷えてきたので、そんなに我慢できないわけではないし、見切って出発しました。先の水エイドとこのトイレのロスは痛かった。併せて20分以上でした。

そろそろ夜が明けるので、第1関門から手持ちライトをやめてトレランポールを持ちました。5時前から明るくなってきたけど、曇っていて景色はさっぱりわかりません。
第1関門過ぎてから、勾配自体は緩やかな~ほぼ平坦の下り基調で走れるところも多かったです。といってもスピードのないまりもは、ぼちぼちと行きます。
実はここ1ヶ月くらい、左足の付け根の後ろ側に違和感があり、鈍い痛みがあるので、万が一レース最中にひどくなったら大変なので、なるべく負担の少なそうな走り方を心がけました。(途中若干痛みも出ましたが、ひどくはならず、レース後も大丈夫なので一安心です)

コース途中にきれいな沢などの「天然エイド」があるので利用して下さいという説明があって、確かにところどころにその表示があったのですが、折からの雨で増水して滝と化していて、怖くて近寄れませんでした(苦笑)
行動食としては、恒例の阿闍梨餅、パワーバーココナツ味、カロリーメイトメープル味、ようかん、塩飴、「そのまんまゆず」をスタートから持っていき、第2関門までに3分の2位摂取。補給には成功したようで、途中エネルギー切れは全くありませんでした。

40km付近で増水した川の写真を撮ろうとしてカメラを出したら、雨で水没してしまってスイッチが入りません(涙)。そのため今回は写真がほとんどありません。
50km通過7時間40分。

60kmの第2関門は閉鎖は12時ですが、完走のためには11時までに通らないと完走率が低くなると聞いていましたが、10時頃に到着できました。ここで荷物の入れ替えができます。この関門でMOMOさん達3人がボランティアされてるので、激励してもらえてとても力が出ました。ランプや使えなくなったカメラ・携帯を預けて、梅ゼリー、ジェル、乾燥梅干しなどの食料を補充。エイドのバナナとオレンジをいただいて出発。

第2関門手前からアップダウンがきつくなってきて、ポールが非常に役に立ちました。リズムが崩れないので、歩いている時も全然タレることなく行けます。回りでは歩くランナーも増えてきましたが、下りや上りでも勾配の緩いところはなるべく走り、歩くときはポールで速歩きすると、結構先行ランナーをパスできます。
この頃から雨も上がり雲も切れてきて、次第に付近の展望も開けてきました。どんなところを走っているのかさっぱりわからなかったけれど、山の中腹に延々と続く林道を来ているということがわかってきました。来た道を振り返るのはいいけど、これから行く道がはるか彼方に見えて、しかもそれが上っていると気分的にきついです。展望はよくなっても、待望の御嶽山は全然見えなくて残念至極。
林道自体はかなり荒れていて、ところどころ岩が崩れて道を半分くらいふさいでいるところもあり、今この瞬間に崩れてきたらどうしようとビクビクしながら通るところも多かったです。

雲は多めながら、多少日の差す時間も出てきました。でもピーカンに晴れなかったのはせめてもの救い。あれだけ降られた後でしっかり太陽が出たらどんなに蒸し暑くなるか想像すると耐えがたいです。

第3関門に向かう最後は延々5kmに及ぶ下り坂。途中でさすがに雨具は脱ぎました。荷物の整理もエネルギー補給も立ち止まらずに歩きながらします。落とし物のないように気をつけているつもりでしたが、何と途中でポールを落としていることに気がついて焦って戻りましたが、ほとんどタイムロスなく済みました。拾ってくれた方、何と宿で同室の方でした。

12時40分頃、第3関門に到着。ここにはそうめんがあると聞いていて楽しみにしていたのですが、何とそうめんはあるのに、ガスがなくなって作れないということ。これはとても悲しかったけど、待ってるわけにもいかないので仕方なく出発しようとしたら、突然またあられ混じりの大雨が降ってきました。慌てて再び雨具を来て出発。でもその雨はすぐに止みました。

そこから下っただけまた上ります。勾配のしんどさよりも、ずっと雨が降っていて靴が濡れたことで足がふやけてしまった上に、ガレガレの路面で足の裏のダメージがかなりあってしんどかったです。でも全身の疲労はそれほどでもなかったので、ペースはそれほど変わらずに行くことができました。

85km表示を過ぎてしばらく行くと、ガーミンの電池が切れてしまいました。これまで距離と高度の目安を頼ってきたのでかなり凹みました。新しい電池だったけど、保ちが悪いなあ。
90kmの頃だったか、先行するふゆさんに追いつきました。シューズが不調で若干お疲れの様子。

ゴールが近づいてきて、15時間半切りが狙えそうな気配がしてきました。最後のエイドで水をいただいて、道幅広くなった林道を下っていくところで、女性ランナーに抜かされます。不思議なもので、別に順位とかそんなのを気にしているわけでも全然ないし、男性に抜かされても何とも思わないのですが、ゴールが近づいて女性に抜かされると面白くありません。もうポールも片付けて、雨具も脱いでザックにしまい、ひたすらゴールを目指します。先行女性ランナーの背中はどんどん遠くなるし、15時間半切りも微妙な感じ。もういいや~と諦めてしまいそうになること数知れず。その度に、いやいやまだ可能性はある!と奮い立たせて走り続けます。

林道が終わり、舗装路になります。誘導の人にあとどれくらいですか?と聞いたら5kmと返ってきました。15時間半まであと残り34分。キロ7分切らないと無理かあと思って諦めかけましたが、少し行くと95km表示が見えてきました。

そういえば、スタート前にコース説明の時、コース変更で若干距離が変わって、99.1kmだと言っていたような気がして、それなら、4kmで残り30分ならまだ間に合うかも。とにかく走り続けていれば道は開けると思いました。しかも先行した女性ランナーの背中が少しずつ大きくなってくるのもわかって、こういう時は追うランナーの方が強いです。

ようやくゴールの松原スポーツ公園の入口につきました。15時間半まで残りあと9分。ここから辛い坂を上っていかなければなりません。でも何とあの女性ランナーに追いつきました。こうなったらもう抜かれまいと歩きたい気持ちを振り切って何とか上れました。後はゴールを探すだけ。沿道の人にゴールはどこかと聞いたら、受付があったところらしく、その屋根を目指して最後スパート。ゴール手前に、MOMOさん、ゆきもろみさん、smileさんが応援しているのがわかってこちらから手を振ったけど、しばらく気がついてもらえなかった。こんな時間だとは思ってなかったみたいです。まあ、自分も最初は17時間位のゴールかと思っていたから上出来すぎるんですけど。それで、ゴールに突入!ゴール写真撮っていただけました!

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ふゆさんもその後それほど開けずにゴール。K・E・Nさんは11時間台でゴールされてお見事です。
その他にも、マイミクの皆さんもゴール会場ではお会いできなかったけど、よい成績で完走されたようで本当によかったです。お疲れ様でした。

この大会には、あの鏑木さんも急遽100マイルに参戦されました。ちょうどゴールしたとき表彰式をされてました。何と100マイル=160kmを14時間台で走られてぶっちぎりで優勝だそうです。信じられません。やっぱりすごい人だ。

でも、鏑木さんといえば、まりもたちの宿によく泊まられるようなことを宿のご主人から伺い、面白いお話も伺えました。それに帰りの車でご一緒したゆきもろみさんからも、第2関門での鏑木さんの動向がいろいろ聞けて興味深かったです。

一日経って、今回意外に身体へのダメージは少なかったです。また、ペース配分もほとんどイーブンで、特に後半もタレずに走れたのはよかったです。ただ、OSJのような関東系の本格的なトレラン大会には初めて出ましたが、格段にレベルが高く競技性が強いです。関西の大会って、どちらかといえばマラニック的なほんわかしたムードが多かったので、その辺りの雰囲気に圧倒されてしまいました。でもこれが本当のトレランなんでしょうね~。

コースも・・・だったし、エイドも・・・だったし、来年出るかと聞かれても・・・。


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