2005/02/24

親知らずの呪縛

折角去年、親知らずを苦労して4本も抜いたのに、
また、左下奥の歯茎が腫れたんです(T_T)。

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2005/01/04

上顎洞炎発症!

年始早々、鬱陶しい話です。
年末クリスマス頃から、右上の抜歯部辺りの調子がもう一つになり、
だんだん鈍痛が広がりだして、右頬全体から目の奥にかけて不快感が出るようになってしまいました。
去年痛み止めとしてもらっていたロキソニンが残っていたので、それを飲みながらダマシダマシ年を越しましたが、次の診察まで放っておくのもちょっと心配だったので、今日無理矢理予約を取って、医科歯科大で受診してきました。

レントゲンを撮ってもらっての所見が、右上顎洞が曇ってるとのことで、どうも上顎洞炎を発症してしまったようです。
頬から目にかけての鈍痛、鼻声、喉の荒れなど、症状もそれらしいようです。う~ん。
これはひどくなるといわゆる蓄膿症のようになって、最悪の場合は再び歯茎を切開して中の膿を出さないといけないらしい。ひぇ~っ。それは大変!
幸い今のところ、症状はそれほどひどくないので、フロモックス(抗生剤)で様子をみるようです。
早く治らないと、またランにひびくな~(困)。

病院の帰り、ランタイツとジャージに着替えて、文京区の坂巡りランをしてきました。(約9.5km、1時間25分)
今日は、デジカメなど持っていくの忘れたので、レポートはなしで~す。
でも、なかなか素敵な坂や道がたくさんあったので、また改めて回ってきますね。
途中、再び小石川のこんにゃくえんまの塩地蔵様に治癒のお参りしてきました。
お礼参りに行くはずだったのに~~、残念!!

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2004/12/06

親知らず抜歯奮戦記(6) 抜糸はしたものの・・編

1.術後8日目(11月25日)

6時25分、起床。起き抜けに痛むので、すぐにボルタレン2錠服用。
幸い痛みはすぐに退いたので、息子の弁当を作る。今日は社会科見学なのだ。

7時30分、朝食。
おかゆ+納豆、卵焼き、豆腐の味噌汁。

9時25分。NHKの「みんなの体操」をする。老人向けの体操なのに、少ししんどい。筋力がかなり落ちていることを実感。直後バナナ1本食べる。

10時30分、病院へ出発。今日は抜糸なのだ。
何とか体力もつけなければいけない。今日は駅まで歩く。この時間ならもうラッシュは過ぎているだろうと思ったが、
中央線はそれなりの人。東京は何でこんなにいつも人が多いんだろう。

11時30分、診察(F先生)。
昨日撮ったレントゲンと、手術翌日のレントゲンを見比べて、画像に特変は見られないので、骨の炎症の心配はないらしい(ちょっと安心)。ドライソケット(やっぱり)と第2大臼歯の知覚過敏ではないかという見立てであった。
右上患部が、副鼻腔とつながったかもしれない旨を訴えると、痛くなければしばらく様子見ましょう。気をつけて下さいとのこと。
鎮痛剤として、頓服でボルタレンを飲んだら、食後のロキソニンは飲まないように言われた。効果はほとんど一緒だが、服用サイクルが短くなりすぎて、肝機能障害が出る恐れがあるらしい。ふ~ん。
右側の状態はよいので、右側では少しずつ物を噛んでもいいが、左下はまだ、歯茎内に大きな穴がボコンと空いたままで、水でも何でも入り放題になっているため、まだ汚れを防ぐためにはあまり使わない方がいいらしい。でも、これで少しずつ「離乳食」から脱出できる。

抜糸に入る。昨日N先生に診てもらった時に、1箇所右下の一部だけ先に抜糸してもらっていたが、今日は特に痛い左下や、鼻とつながった右上など、難儀な所ばかりで、ちょっと恐かった。
それに口もまだよく開かないのに、無理に開けていないといけないので、身体も顎もガチガチ。
先生は丁寧にしてくれるので、さほど痛くはないのだが、妙に時間がかかる。途中で顎が疲れてふるえだしたので、一度休憩させてもらった。

40分くらいかけて、3カ所とも抜糸終了。やたら時間がかかっていたのは、右上の一部の糸が歯茎に埋もれてしまって結局取れなかったためらしい(ここが一番時間がかかっていた)。内臓の手術にも使うナイロンの糸なので、このままでも特に問題はないらしいが。

ボルタレン10錠と、うがい薬2本処方される。会計に時間がかかり、待っている間に薬が切れかけて、また痛みが出そうだったので、ボルタレン2錠飲む。こうなりそうだったので、ゼリー飲料も周到に用意していたもんね。
結局家に着いたのは、14時前。「愛のソレア」また見逃す。

14時20分、昼食。
玉子かゆ、豚大根(残り)、ひじき入りひろうす、タラモサラダ。→少しずつ形あるものでも食べられるようになってきた。
心配材料が減ってきたので、母には明日実家に帰ってもらうことになった。本当に助かった。感謝。

焼き芋焼いて食べる。うちには石焼き芋専用鍋(しかも石つき)があるのだ。これで焼くと本格的な焼き芋ができるのだ。せめてもの感謝の念に、母に焼き芋をごちそう。

18時30分、夕食。最後の夕食作りも母に甘えっぱなし。
牛肉しぐれ(市販品)入りおかゆ、いわし明太、卵豆腐、味噌汁、フルーツサラダ、さつまいものヨーグルト和え。

19時、また痛みが襲ってきた。フロモックスとボルタレン1錠飲んで様子を見る。ボルタレンは10錠しかもらってないし、なるべく節約して飲まなくちゃ。
1時間経っても痛みは消えないが、かといって全く耐えられないほどではない。このまま寝るまで様子を見よう。

22時30分、入浴。23時。痛みはひどくならない。このまま寝ることにする。

しかし、深夜1時過ぎ、強い痛み到来。ボルタレン1錠服用。
う~ん、1錠では効かない!キリキリと痛みが押し寄せる。20分後さらに1錠追加。

2.術後9日目(11月26日)

6時50分、起床。まだ痛みはそれほどでもないのだが、胃が重い。深夜に強い薬を飲んだからだろうな。
7時30分、朝食。食パン半枚。コーヒー牛乳。さつまいもとフルーツのヨーグルト和え。フロモックス服用。
今日はいつになく鼻に空気が抜ける。食べていてもヒューヒューと音がするほどである。

9時頃、痛みが出だしたので、ボルタレン1錠服用。
今日は母が帰るので、母の荷物の宅配便を出しに近所のコンビニへ。帰ってきた所、同じ階の奥さん達と会い、しばし立ち話。まだちょっと左顎腫れてるのがわかるらしい。痛みが強い時には、腫れも出るのかもしれない。

10時、母を送って中野駅へ。帰りにブラブラと、マツキヨやスーパー、書店に寄って帰る。ちょっと疲れた。

12時、昼食。スーパーで買った野菜天丼で作ったおじや、シューマイ、うの花。
うの花には春菊のような青菜が入っているのだが、これが結構食べにくい。奥歯を使いにくいので、前歯で噛もうとすると、疲れる。フロモックス服用。

14時頃から、また左側に鈍い痛みが出てきた。顔の左半分がこわばり、痛みが強くなるにつれて、腫れてくる。まだ我慢できる。
15時30分、痛みがだんだん強くなってきた。もう少し我慢。
16時30分、我慢限界につき、プリン1個食べて、ボルタレン1錠服用。耳まで痛い。その後も激痛に襲われ、頭痛、こわばり、唇の左側に軽いしびれまで出てくる始末。あまり我慢しすぎない方がいいのかも。
微熱まで出てくる。37.1度。
でも、母もいないし、夕食の準備しなくちゃ。

19時、夕食。
おかゆ、鯖のみそ煮、沢煮椀、うの花。
(本当はめでたく完治して、鯖稲荷様にお礼してからじゃないと、まだ鯖たべちゃいけないのかもしれないけど。)
噛むと、時々歯に激痛走る。鼻に水も抜ける。不自由きわまりない。フロモックス服用。

食後も、左下3番位から奥に向かって触れると痛む。22時20分、入浴。洗顔するとまだ左下顎の腫れというか、左側全体がふくれているのがわかる。
22時50分、ボルタレン1錠服用。23時、寝る。

3.術後10日目(11月27日)

6時50分、目が覚める。今朝は左下の痛みに加え、口の中の上あごの上の方(どう言えばいいのかわからないが、前歯の後ろ側のあたり)も痛い。しかもここ2晩ほど、夜中に寝汗もよくかくので心配。

7時30分、起きて不燃ゴミ捨てと朝食作り。
8時、朝食。昨日の沢煮椀の残りでおじや、さつまいもとフルーツのヨーグルト和えの残り。フロモックス、ボルタレン1錠服用。

11時、スーパーに買い物。途中で胸が圧迫されるような感じ。これも心配の種。
12時45分、昼食。家族の要望で焼きそば。刻んで食べようとしたが、口中に広がってしまい、頬肉と歯茎の間に挟まってしまうので食べにくい。フロモックス服用。

全体的に頭~目の奥にかけて、重苦しい。「黒革の手帳」を読む。
16時、たいやき食べる。

17時30分頃からまた痛くなり始めたが、何とか薬を飲まないでがんばってみよう。
痛みは「歯」というより頭痛に近く、頭が押さえられるような感じだ。でも昨日、NHKの生活ほっとモーニングでやっていたキッチンくん製を作ってみようとがんばる。(スモークチキンとスモーク玉子)

19時、夕食。野菜スープでおじや(スモークチキンと玉子入り)、野菜スープ煮(かぶ・ニンジン・ブロッコリー)、コーンスープ、芋ようかん。
左顎痛みが強くなり、続けて食べられない。休み休み食べる。痛くなりすぎる前に薬を飲めばいいのだろうけど。
食後フロモックスとボルタレン1錠服用。効き出すまで、頭部全体の骨に回った感のある痛みと闘う。

TVを見ていたら頭痛はなくなってきたが、左下の鈍痛が残る。噛みあわせが痛い。

23時15分、入浴。寝る前にボルタレン1錠追加して寝る。

4.術後11日目(11月28日)

今日は「つくばマラソン」の日だ。こんなことにならなければ、出ていたはずなのに・・
7時50分、起床。左下患部が痛いが、まだ我慢できる程度。
8時30分、朝食。野菜スープおじや+チキン、コーンスープ残りもの、ヨーグルト、野菜ジュース。フロモックスとボルタレン1錠服用。

1錠飲めば強い痛みは取れるが、腫れ感は退かない。洗濯・そうじなどをする。
右上の鼻とつながったところ、少しずつふさがってきていたような感じだったが、今朝はまた開いている。

12時30分、昼食。冷凍お好み焼き(ミニ)2枚、チーズリゾット(レトルト)。フロモックス服用。
午後は大学女子駅伝を見る。母校が優勝して、ちょっと嬉しい。

14時30分、お天気がいいので、ちょっと近所を散歩する。マスク・帽子をつけて、ちょっと怪しい格好。
1時間以上かけて3kmほど歩く。
その後、PCで「親知らず抜歯奮戦記」の原稿書き。

17時30分頃から、また左下を中心に痛みきつくなる。同時に下唇の内側もマヒするような感覚もあり。痛みが強くなるとこんな感じにもなるのかもしれない。何故か胸まで苦しくなる。冷蔵庫の中をさらえて、夕食作り。

19時、夕食。おかゆ、いわし明太、トマト野菜スープ、茶碗むし。
痛みに耐えながら食べ(毎日こんなことを繰り返してるな)、食後フロモックス、ボルタレン1錠服用するも、またなかなか効かない。

21時頃から痛みがマシになり出す。22時30分入浴。23時30分、予防のためにボルタレン1錠服用して寝る。

5.術後12日目(11月29日)

7時起床。左下の痛みとともに、胃の調子もよくない。やはり寝る前のボルタレンのせいか。
7時30分、朝食。トマト野菜スープでおじや。ヨーグルトゆずジャムかけ、牛乳。
フロモックス、ボルタレン1錠服用。
食後、ヨード液でうがいをしていたら、右鼻からヨード液出てきた(涙)。やはりまだ完璧につながっている。

午前中、そうじして、「親知らず抜歯奮戦記」の原稿書き。
11時、勤めていた会社のパートさん仲間の集まりがあって、ファミレスへ。会社に変な確執があって、みんな結果的にリストラされてしまったのだ(怒)。ランチ食べながら、大愚痴大会。
まりもは、まだ外食が不安なので、ヨーグルトを食べる。周りのみんなが美味しそうにランチ食べてるのをみているうちに、自分もお腹がすいて、先に抜けて帰宅。
12時40分、昼食。おかゆ+かぶの葉ふりかけ、鯖みそ煮、とまとスープ。フロモックス服用。

午後はまた「親知らず」原稿書き。15時からラジオで英語学習。
今日は息子のサッカーの日だが、今日もパスすることにして、一人で行かせる。
16時頃からまた痛くなり出した。サッカーパスして正解。ずっと立って見ているのには耐えられそうもない。16時30分、ボルタレン1錠服用。

19時、夕食。トマトスープでおじや、野菜炒め(刻み)、ちくわ(刻み)、しめさば、ほうれん草ゴマ和え(刻み)。
それでも、少しずつ刻みも右側を使えば、噛めるようになってきた。食後フロモックス服用。

22時30分、ボルタレン1錠服用して入浴。23時30分、寝る。

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2004/12/03

親知らず抜歯奮戦記(5) 激痛との闘い編

1.術後4日目(11月21日)

家の車に乗って、退院。今日は東京国際女子マラソンの日だし、早めに行かないと交通規制にかかったら大変だと思っていたが、日曜日の午前中って道はガラガラなんだな。
あっという間に家についた。
荷物を置いて一休みする間もなく、近所のスーパーにかい出しに行った。
何しろ、食べられる形態は限られてるし、買ってきてもらうより自分で食べたいものを選びたかったのだ。

プリンやウィダーゼリー、豆腐、レバーペースト、おかゆ・・・に加えて、究極のペースト食。そうベビーフード。
こんな機会でもなければ、食べることもまずあり得ない禁断の食品である。
とりあえず、「かぼちゃとさつまいも(初期5ヶ月~)」「肉じゃが(中期7ヶ月~)、「鶏と野菜のトマト煮(後期9ヶ月~」の3品をゲット。

12時30分、昼食。
おかゆ(鶏そぼろ入り)、ベビーフード(肉じゃが・かぼちゃとさつまいも)、牛乳。
ベビーフードを食べたのは、久しぶり(子どもが赤ちゃんの時、ちょっと食べ残しを食べたことはある)。
味付けは薄いが、まあまあ食べられる。でも問題は、量が少ないこと。
一瓶全部食べても100kcalもないから、全然お腹にたまらないぞ。
ボルタレン2錠、フロモックス、ビオフェルミン服用。

午後は東京国際女子マラソンをずっとTVで見る。ずっと起きて座っていたが、それほどしんどくはない。
千葉ちゃん、ずっと快走だったのに、残念だ。あの市ヶ谷の坂、本当にきついよね。
(東京シティロードレースで走っただけで、まりもは東京国際女子に出たことはない→当然だ!)

なるべく普通の生活になれた方がいいので、洗濯物などの片づけの家事もこまめにする。
15時45分、息子がどら焼きを食べていたので、少しもらって牛乳にひたしてつぶして食べた。これが美味しいのなんのって。
その後、ブログやFRUNのチェックや、息子とトランプをして過ごすが、夕方に少し疲れて微熱気味、36.9度。

夕食はカレーにする。これなら柔らかく煮ればつぶして食べられるからだ。
一日の疲れからか、薬が切れてきたのか、左下患部が少し痛み出した。

19時、夕食。
おかゆ、カレー(すり鉢ですってペースト状にする)、ベビーフード(かぼちゃとさつまいもの残り)
普通の4/5位の量を食べる。フロモックス、ビオフェルミン服用。
夕食を食べるころから、だんだん左下患部の痛み強まる。

21時30分、ボルタレン2錠飲んで寝る。

2.術後5日目(11月22日)

明け方より、左下患部の痛みが出てきて目が覚めた。
6時30分、起床。平熱。
外側から見た患部の腫れや、外側から押さえてみた痛みは少なくなってきたのだが、骨の中の方が痛む。

7時30分、朝食。
家族の分は母に作ってもらって、自分の分だけ作る。
パンプディング、トマトジュース、柿(すりおろし)。虫歯のようなキリキリとした痛みが強く、休み休みでないと食べられない。

9時30分、痛みに耐えかねて、ボルタレン2錠飲む。
次回の通院は、25日(抜糸)。それまでの間のボルタレンは、12錠しかもらっていない。1回2錠飲むと、それまでになくなってしまうかもしれないので、なるべく飲まないようにしているのだが、この痛みでは飲まずにはいられない。
まあ、これまでは飲めば楽になっていたので、母は今日日中は東京の親戚の家に行くことにしたようだ。
まりもも、「大丈夫だから行ってきて。おばさんによろしく。」と送り出して、布団に入ってTVを見ていた。

が、今回の痛みはきつく、ボルタレンを飲んでもなかなか効かないのだ。眠気も出る成分があるので、ちょっとだけウトウトしかけたのだが、また痛みで目が覚めた。今度は左下ばかりでなく、右の方まで痛くなってきたような気がする。頭も重い。

12時30分、昼食。
痛いけど、お腹はすく(結構なことだ)。レトルトのおかゆに、ひきわり納豆、しらす、刻みネギを混ぜたもの、ベビーフード(肉じゃが)の残り、ヨーグルト。
食べていると、痛みはましになってきた。
薬がやっと効いてきたのか?

それで午後はTVを見たり、またPCで遊んでいた(お気楽で申し訳ない)。
15時30分、お腹がすくので、ようかんをすり鉢ですって、お茶でのばして食べた。めんどくさ。

夕方になるにつれて、また痛みが強くなってきた。ボルタレン服薬して6~7時間位で、切れてしまうみたいだ。
しかも飲んでから聞き始めるまでに、またひまがいるので、実質効いている時間は4時間位か。
いつも月曜の夕方は、息子のサッカー教室に一緒に行くのだが、さすがに今日は一人で行かせた。

18時30分、夕食。
昨日のカレーが残っていたので、カレーうどんにする。それと豆腐に鶏そぼろとほうれん草の刻みを混ぜたもの。
うどんは細かく切ってすりばちですれば大丈夫かと思ったが、最近のうどんは上等すぎてコシがあるので、すりつぶせない。結局ミキサーにかけた。
食中も、食後も、左下患部を中心にキリキリとした痛みが断続的に続き、ひたすら押さえて耐える。周りの家族も、どう声をかけていいかわからないといった感じで、まりもを除いて妙に普通の会話をしている。
ボルタレン2錠、フロモックス、ビオフェルミン服用。(抗生剤はこれで終わり)

21時30分、入浴。
入浴なんかしたら、痛みがひどくなるかなと思ったが、かえって楽になった。血のめぐりがよくなって、薬の成分がよく回ったのか?
22時15分、寝る。

3.術後6日目(11月23日)

今日は祝日。
また、明け方に左下患部の痛みで目を覚ましたが、一度痛みは退いて、それからまたウトウトとして、
6時30分頃目覚める。
痛みは昨夜ほどではないが、今朝は少し喉も痛い。熱は平熱。

8時、朝食。
バナナヨーグルト、プリン、コーヒー牛乳。
やはり痛むので、休み休み食べる。フロモックス、ビオフェルミン服用。ボルタレンは飲みたかったのだが、あと2回分しかないので、我慢する。
ゴミの収集日なので、ゴミ出し。フラフラする

医科歯科大からもらった抜歯についてのプリントを見ると、「抜歯後1週間程度は強い痛みが出る」こともあるらしい。
しかし、こんなに痛むのなら、当初の予定通り入院させてくれてもよかったのに~と、恨めしく思う。
病院なら、薬が切れそうという不安にかられることもないし。

10時30分頃から横になって休むが、痛みは退かず、時々波のように強い痛みが襲ってくる。しかも顔の左半分がこわばったような感じになって、頭の左側も痛むのだ。
今日は息子のサッカー大会の日。場所は高井戸である。当然まりもは応援に行けないので、ダンナと息子だけが出かける。

13時、昼食。
玉子かゆ、ベビーフード(鶏と野菜のトマト煮)。これだけじゃ全然腹のたしにならないので、食パンを牛乳にひたして食べる。
我慢できないので、ボルタレンも飲む。あと1回分しかない(焦り)。

しばらくすると、薬が効いてきて痛みはマシになってきたのだが、熱もなくお天気もいいのに寒い感じがする。きっと摂取カロリーが少ないせいなんだろう。
洗濯物をたたんで、
16時30分、おやつにどら焼き半分を、お茶に浸して食べる。

辺りがすっかり暗くなって、息子とダンナがサッカー大会から帰ってきた。遅いので、決勝まで行ったのかな~と思っていたら、単に寄り道してただけだという。な~んだ。
19時、夕食。
おかゆ、肉じゃが(つぶして)、きゅうりとワカメの酢の物(みじん切り)、ヒレカツ(みじん切り)、玉子豆腐、大根の味噌汁(つぶして)。
昨日母が買ってきた「まい泉」のヒレカツが美味しそうだったので、食べてみた。みんな「肉が軟らかい」だの「衣がサクサク」だの言っているが、みじん切りにして、ソースに浸して食べたら、あんまり意味ないなあ(笑)。でも美味しかった。
十分な量が食べられて満足だったが、また夕食頃から下顎全体が重く痛くなってきた。
こんな痛みが続いては、明後日(抜糸のため予約)まで保たない。明日一番で通院して何とかしてもらおうと決意。

痛いのだが、もうボルタレンは1回分しかないため、なるべく飲む時刻を遅らせようと、我慢してTVを見る。
唐沢寿明の「記憶のナンタラ」という特番を見ていた。なかなか面白い。

でも、ますます強くなる痛みに耐えられず、とうとう22時に最後のボルタレン2錠服用。
23時、寝る。

4.術後7日目(11月24日)

6時頃、痛みで目が覚める。
昨日同様、キリキリと頭部の左半分(頭から、目、耳、顎)が痛み、首や肩までこわばっている。

7時20分、朝食。パンプディング、野菜ジュース。もうボルタレンはないので、痛みは我慢しないといけない。辛い。

8時10分、ダンナに付き添ってもらって病院へ。中央線のラッシュには耐えられそうもなかったので、総武線に乗る。
新宿で席が空いたので、座れてよかった。

8時50分、医科歯科大病院着。断続的に強い痛み。
飛び込みだったが、ちょうど術前に担当してもらっていたN先生が急患扱いで診てくれた。
N先生「傷の具合は悪くないです。膿も出ていないし。骨に炎症が出ているのかもしれません。」
ん~ん、やっぱり骨の痛みか。そんな感じだ。骨膜炎なんかにならないだろうか・・(新たな心配の種)
骨のレントゲンを撮ることになった。

問診でいろいろ聞かれたり、歯を叩かれたり、歯茎や頬を押さえられたりと、調べられる。歯を叩かれたその時は、響く程度でそれほどひどい痛みではなかったのだが、N先生がちょっと席をはずした時に、激痛が襲ってきて歯科椅子の上でのたうち回る。

緊急にボルタレン10錠を処方してもらった。診察室まで届けてもらって、その場でとりあえず1錠飲む。
これまでボルタレンは1回2錠飲むものだと思っていたが(入院中からいつも2錠ずつ渡されていたからだ)、とりあえず1錠でいいらしい。30分経って効いていないようだったら、追加で飲むように指示された。

レントゲンを撮って今日は終了なので、そのまま会計を待っていたが、痛みはひかない。しょうがないので、ボルタレン1錠追加する。
その他に、フロモックス(抗生剤)、ビオフェルミン(整腸剤)、ロキソニン(鎮痛剤)がそれぞれ毎食後、7日分処方され、ちょっと安心。

帰宅中に痛みはマシになり、コンビニでおでんやおかゆを買って帰る。
12時30分、昼食。
鮭かゆ、おでん(大根・がんも)、ベビーフードの残り、プリン。相変わらず乳幼児の食事だな。

食後にうがいを軽くしたら、急に右の鼻の奥が痛くなった。プールで鼻から水を飲んだような感覚だ。しかも右だけ。
そして、右の鼻の穴から水が出てきた。えっ、これって口と鼻がつながったってこと!?
その可能性は術前から指摘されていた。うがいも強くブクブクとはしないように言われていた。でも今朝うっかり軽く鼻をかんでしまったからな。これでつながってしまったのかもしれない・・・

午後は比較的痛みは軽く楽に過ごせた。
それで、PCでネットサーフィンをしていたら、「ドライソケット」というのに行きついた。一種の治癒不全で、抜歯後骨が剥き出しになってしまって、痛みもかなり強いらしい。う~む、これかな!?

17時頃から薬が切れたのか、急激に左下患部が痛み出し、あわててヨーグルトをちょっと食べて、ボルタレン1錠服用するが、1錠では効かず30分後にさらに1錠追加する。それから30分ほど苦しんだ末に、ようやく薬が効き出す。
今のところ薬の効力が続くのは、服用後6時間半程度。しかし、服用して30分~1時間はまだ効かないため、実質5時間半~6時間程度しかない。しかも痛みが強くなってから服用すると、効くまでの時間がかなりかかる。

18時30分、夕食。
おかゆ、豚大根(刻み)、ぶり照り焼き(ほぐし)、酢の物(刻み)、味噌汁(汁のみ)、金時豆(つぶし)、ブロッコリーのマヨネーズ和え(刻み)。
まだ、母がいてくれるおかげで、食事の用意も手伝ってもらえるのがありがたい。退院が早かったから、順調ならもうとっくに帰ってもらっていたはずなのだ。何とか薬のおかげで、痛みがなければ普通に過ごすことができるが、一度痛みが出だすとその場で「固まって」しまうまりもを見るにしのびなく、母は足止めをくらってしまっている。申し訳ない。

22時、入浴。まだ、薬の効果は切れていない。そのまま寝てみようと思う。22時40分、寝る。
ところが、0時頃、痛みで目が覚める。ボルタレン2錠を牛乳で服用。やはり、6時間半きっかりで、効果がきれる。
まるでタイマーで測ったようだ(笑)。

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2004/11/30

親知らず抜歯奮戦記(4) 入院の日々編

1.手術翌日(11月18日)

ボルタレンが効いたのと、疲れでか、比較的よく眠れた。夜中に数回起きたが寝付けないほどのことはない。
痛みも思ったほどではなくほっとした。
夜中の3時頃トイレに行って、お茶を飲んだ。洗面所の鏡を見ると、両ほほがバンバンに腫れて、顔が角張っており、口も両方に切れ目が入って大きくなっている上に、口角が切れて口角炎のようになっており、さらに口が閉じにくく開けにくく半開きのようになっているので、まるで魚(特にフグ)を前面から見たような顔になっている(涙)。

朝になり、血圧・体温測定。血圧低めで上が100ない。
唇もバリバリしていて、微熱(37.0度)もあって、起きるとだるくフラフラするが、そろそろと歩いて医科棟まで新聞を買いに行った。昨日の3倍くらい時間がかかった。
8時、血液検査。
8時10分、朝食。食堂で食べるのは不安なので、電動ベッドの頭を起こし、ベッドで食べることにした。
メニューは、3分かゆ、卵(ぺ→ペースト、以下同じ)味噌汁、じゃがいも?(ペ)、牛乳。
味噌汁の「麩」以外は全部食べられたが、口が開かないのと噛めないので、ゆっくりしか食べられない。口が開かないので一口ごとに唇にベタベタとペーストが付き、いちいちふき取らないと気持ち悪い。
ペーストなので見た目はおよそ食欲がわかないのだが、味はまあまあ。特に味噌汁はおいしかった。
(まあ、まりもはいつも何でもおいしいんだけど・笑)
唇はまだしびれた感じがする。

9時レントゲンを撮りに行かされる。
その後、診察があり、傷の縫合部の具合は良さそうなので、週末あたりに退院できるだろうとのこと!
えっ、手術前には術後1週間~10日って言われたのに。そんなにすぐ回復するものなの!?
唇や顎がバンバン腫れていて、口角も切れているので、口を開けるのがつらい。

部屋に戻ると、ナースが身体を拭きに来てくれた。お風呂は今日は無理とのこと(当たり前か)。
10時過ぎに、抗生剤の点滴。そのまま寝てしまった。

12時、昼食(ベッドで食べる)
3分がゆ、半熟卵、かぶの煮物?(ぺ)、すまし汁、ミカンゼリー、プルーン飲むヨーグルト。
13時頃から病室にワックスを掛けるので、荷物やベッドごと部屋から出してしまうから、それまでに荷物をまとめて食堂に移ってほしいと言われ、あわててバタバタと食べる。
でも、こっちは口が開かないんだから、早く食べようと思ってもなかなかそうはいかないんだよ~。かろうじて何とか食べ終わる。

14時から「教授診」というのに出た。処置室で行われるのだが、これはどちらかというと患者の診察というより、医学生やインターンなどへの臨床講義のように感じた。15~6人くらいがゾロゾロと患者の椅子の間を移動し、教授は担当医から説明を受け、担当医とのやりとりや、医学生への説明のようなものをする。
まりもへの問診はあまりない。
またもや「白い巨塔」を思い出す。

病室に戻ってTVを見ながら横になっていたのだが、少し寒気がする。
抗生剤の点滴の時間になって点滴をされながらTVを見ていたら、だんだんしんどくなって熱も37.8度に上がっていた。しかも点滴も血管から漏れだして、次回からは留置針を取ってそのたびの抜き差しにすると言われた。
ああ、またそのたびに注射の恐怖と闘うのか(鬱)。

夕方、母と息子がお見舞いに来た。話していると楽しいのだが、口が疲れるのかだんだん腫れが痛くなってきた。

18時夕食
3分かゆ、魚?(ぺ)、枝豆豆腐?(ぺ)、はんぺん?(ぺ)、汁、プリン。
おかゆは水分が多すぎて、スプーンですくってもすくってもなかなかおかゆにたどり着かない。
辛気くさいので、食べ終わった汁碗に上の水分をあけてしまって食べた。
魚はあまりおいしくなかった。(半分残す)
ペーストだとなんだかわからないので、食べていてもあまりおいしく感じられないことがある。
献立表でもつけてくれないかな~とマジ思う。
食事中にダンナが見舞いに来る。

食後のバイタル、血圧正常だが、熱は37.8度と変わらず。ナースから努めて水分を取るように言われる。
食後にはダンナに買ってきてもらったパズル雑誌の簡単なのをしようかと思ったが、疲れるので横になってTVを見た。何だかお腹の調子もあまりよくない。熱もなかなか下がらず。
21時、ボルタレンを飲んで寝る。やや下痢気味。

2.術後2日目(11月19日)

よく寝られた。5時前にトイレに起きたが、腫れの具合、痛みとも軽快している感じだ。
6時15分起床、バイタル正常。熱も下がっている。
口が閉じるようになってきたような感じ。新聞買ってきて読む。

8時、朝食。
水分をいつも除けていたためか、おかゆは今朝から5分かゆになった。副食は卵焼き?(ぺ)、ほうれん草ごまあえ?(ぺ)、桃缶?(ぺ)、味噌汁、牛乳。
45分くらいかかって全部食べる。
昨日は奥歯のかみ合わせが不可能だったが、今日はかなりかみ合わせられる。口も開くようになってきたので、食事も少しずつ楽になってきた。

9時30分、消毒のため処置室へ。
経過がよいので、日曜日(21日)に退院するとのこと。
食事がペースト状では、家では食べられないのではないかと不安を言うと、先生はカロリーメートでもマッシュポテトでも、プリンでも、食べられるものなら何でもいいから心配要らないと言う。そうかもしれないけど、つくるのはまりもだよ!
腫れは今日がピークで、明日からは急激によくなるらしい。確かに喉の痛みはかなり取れた。
唇の荒れはあかぎれのようなものなので、いつも軟膏を塗ってしめらせておくようにとのこと。

10時、抗生剤点滴。今回から毎回抜き差し(痛)。あと夕方で終わりらしい(嬉)。

退院が決まり週末になったことで、会計のことで入れ替わり立ち替わり何度も聞きに来る。とりあえず今日の15時半に1階の会計に行けとのこと。金額がわからないので支払いの延期申請書だのいろいろ持ってきてもらったが、クレジットカードでの支払いができるので、何とかなるだろう。

12時、昼食。
5分かゆ、煮魚?(ぺ)、何だかわからないもの(ぺ)、汁、ミルクプリン。
一応全部30分位で食べられたが、何だか得体の知れない物を毎回食べるのは、ちょっと辛い。
味はまあまあなのにね。やはり食事には見た目も重要だと実感する。

食後ゆっくりTVを見る。久々に「愛のソレア」も見る。随分話が進んでいたぞ。
(もっともこの番組は1日見ないと話が全然変わっているが・笑)

14時、熱も下がって許可が出たので、洗面所で久々に洗髪をする。
シンクが低かったので、腰が痛くなったが、サッパリした。
後で他の人の洗髪する様子を見たら、椅子に座ってしていた。なるほど。
長いこと下を向いていたせいで、重力がかかったのか、頬の腫れが痛い。

でも廊下を歩いていても、昨日に比べて随分回復したのがわかる。48時間前には手術していたなんて嘘みたいだ。
やはり内臓系の手術じゃないからかな。要するに有ってもなくてもいいところを取っただけということなんだろうな。

15時、母が見舞いに来てくれた。電話しておいたので、カードなどを持ってきてくれた。一緒に退院費用を払いに会計に行く。
負担率3割で、患者負担額102,712円。安いのか高いのかわからない。
カードが使えたので、支払いも難なく済んだ。
荷物の整理をして、不要品などは母に持って帰ってもらう。当初は10日も入院することも考えて、いろいろ持ってきていたのだった。
しばらく話していたので、顎がだるくなってしまった。歯を食いしばったあとにくる疲れのようなだるさ。

16時30分、栄養士さんが、退院後の食事指導に来る。
とにかく刻む、すりつぶす、柔らかく煮る、汁にひたす・・・などで食べられればいいのだそうだ。
生ものでも新鮮なものならOKだそうだ。鰺のタタキなんかいいそうな。
ただ香辛料のきついのはダメ。
「今の病院の食事はどれくらいのカロリーなんですか?」と聞くと1500~1600kcalあるらしい。
ええ~っ、あれで~?ちょっとびっくりする。
入院中にやせるかと思ったが、ちょっとこれでは無理そう(笑)

16時50分、最後の点滴。
点滴に来てくれるK先生は、ジャニーズ系のイケメンである。
それでちょっとうれしいんだが、一度失敗したので、マイナス1ポイント(爆)

18時、夕食。
五分かゆ、呉汁?(ぺ)、魚?(ぺ)、カボチャのマッシュ、ヨーグルト。
呉汁?は美味しかった。とにかくここの食事の汁物は絶品である。だしがいいのかな。
食事中、ダンナがお見舞いに来たので、話ながら食べたのもあり、1時間くらいかかって全部食べる。
少し疲れて熱を測ってみると、また37.2度に上がっている。
歯磨きの許可が出たので、細い1本用の歯ブラシで磨けるところだけ磨く。

横になっていると、先生が来て様子を聞くので、夕方になると熱が出るというと、「心配ですね。」と言われた。
退院後は、抗生剤、整腸剤、痛み止めを処方するとのこと。

努めてお茶を飲むようにする。下あごがだるく鈍く痛い。
TVを見ながら安静にしていたら、相変わらず顎や歯の痛みはあるが、熱は下がったようだ。
21時、ボルタレンを飲んで寝る。

3.術後3日目(11月20日)

5時30分頃、例のボーーン、ボーーンというボイラー音で目が覚める。外は曇り。
トイレで最後の尿の計量。
洗顔すると、昨日より顔の腫れはマシになっているように感じた。口角の切れも少しずつ良くなってきている。
明日退院だもんな~。あんな顔じゃ、外に出られないよ。

一度も起きなかったので、今朝は快調。やはり睡眠と栄養は、回復にとって重要だと思う。

6時30分、ナースが退院後の薬を持ってきた。抗生剤3日分。バイタル正常。
その後、新聞を買いに行くついでに、メールチェックをしようと、床頭台についている金庫から携帯を出すと、とたんにメールの着信音が鳴り響いてしまった(汗)。いつも電源を切ってしまっているのに、何故か朝になると入っているのでおかしいな~と思っていたが、そういえば自動電源オンに設定してあったのだ。

8時、朝食。
五分かゆ、ツナ?(ぺ)、トマト(ぺ)、味噌汁、桃缶(ぺ)、牛乳。昨日よりずっと食べるのが早くなり、20分ほどで全量。魚気が多いように思うのは、カルシウムの補給のためなんだろうか?たまには肉も食べたい。
食後に、抗生剤(フロモックス)錠剤と、整腸剤(ビオフェルミン)粉末を飲む。口の開閉がまだ不自由なので、粉末は唇にベタベタとくっついてしまって飲みにくい。

それから歯磨きをする。歯1本用の小さい歯ブラシで磨くが、まだ奥歯にはよく届かない。
うがいすらも、結構不自由なのである。傷があるので、普通にブクブクっとうがいするわけにいかず、まさに「腫れ物にさわるように」そーっと頭全体を揺り動かして、口中全体に行き渡らせなければならない。

9時、消毒。
状態はよいとのこと。でも消毒はまだ傷に多少凍みる。
口は、1.8cm位、開くようになってきた。明日は、9時の処置後、すぐに退院してよいとのことである。
外は、すっかりよい天気になっている。
ベッドで、昨日から読み出した『黒革の手帳』を読んでいたら、そのまま寝てしまった。ナースの検温で起こされ、喉が渇いたので、手術後の軽食からずっと残してあったりんごジュースを飲み、本を読んだり、TVを見て過ごす。

12時、昼食
五分かゆ、魚(ぺ+ほぐし身)、何だかわからんやつ(ぺ)、味噌汁、ミカン牛乳ゼリー(つぶ入り)
やや、ペーストから少し形のあるものになってきた。
口も開くようになったので、以前の倍くらいのスピードで食べられるようになってきた。まりもは元来、食べるのが速い人なのである。
食後の歯磨きで、普通の歯ブラシをおそるおそる使ってみた。奥までは全然届かないが、前歯やかみ合わせを磨くのは便利で、早い。

13時30分、熱がないので、入浴の許可が出た。お風呂に入ろうと思って浴室に行ったら、鍵がかかっていた。鍵があるとは知らなかったので、空くまでしばらく待って入った。せっかくなので自分も鍵をかけてみた。中に「ナースコール」のボタンがあったのだが、鍵をかけて入ったら、一人で入っていて中で急変したときどうなるんだろう?
長風呂は疲れるといけないと思い、チャッチャと身体と髪を洗って、湯船に入ろうとしたら、激熱だった。長風呂どころか、ほとんど入れない(笑)
ウォシュレットもあるし、汗もかかないので、5日ぶりの入浴でもあまり汚れた感じがしていなかったが、やはりお風呂に入るとサッパリする。

鼻の中が不快で、鼻をかみたいのだが、先生から「上の歯はかなり奥に生えているので、抜いた後服鼻腔と抜歯した穴をへだてている薄皮が破れてつながってしまうかもしれない」ので、鼻はかまないようにと言われている。
しょうがないので、ティッシュをこよりのようにして、何度もそっと鼻の穴に入れ、不快なものをズルズルと引きずり出す(汚くてごめんなさい)。血の塊のようなものが出てきた。

15時頃、土曜日なので家族が揃って見舞いに来た。明日の退院のことなど打ち合わせて、また少し不要な荷物を持って帰ってもらう。
家族が帰ってから、また顎というか歯が痛み出す。昨日までは「痛い」というより全体が「重い」「だるい」という感じが強かったのだが、今日ははっきり「痛い」という感じ。TVを見ながら横になる。

18時、夕食。
五分かゆ、卵(ぺ)、人参とジャガイモの煮物?(ぺ)、とろろいも、りんご(すりおろし)、ウニ(ぺ)。
妙に毒々しい赤いペーストが出てきたので、なんだろうと思ったら、ウニだった。実はまりもはウニは苦手である。特に瓶詰めの粒ウニが苦手であるのに、この味はまさに瓶詰めの粒ウニの味!思わず残した。
入院時に、食べ物の好き嫌いの事は聞かれたが、まさかウニなんかが病院で出るとは思っても見なかったので、そのときには申告しなかった。
食事中も、痛みは続き、しばし休みながらでないと食事がとれない。1時間近くかけてようやく食べる。
ますますはっきりした痛みで、神経にひびく痛みである。これで明日本当に退院できるのか!?
フロモックスとビオフェルミン服用。

夕食後もずっと痛みが続いたので、いつもは消灯時にもらって飲んでいたボルタレンを20時頃に持ってきてもらって飲んだ。そのまま横になってTVを見ていたら、ウトウトしてきたので消灯を待たずに寝てしまった。

4.術後4日目(11月21日)

今日はいよいよ退院である。
明け方、一度目が覚めたがそのままウトウトとしていた。
6時の起床で起きたが、やはり左下患部が痛い。ただ、その他のところはかなり治ってきた感じである。
唇の周りの茶色の皮も、手でめくるとボロボロと取れる。一昨日先生が回診に来たときに、「唇の周りの皮ががボロボロになっているんです」と言うと、
「ボロボロの皮の下には必ず新しい皮膚ができているから、そんなのは取ってしまって大丈夫」と言ってくれたので、
思い切って全部剥いてしまうと、きれいになった。日焼けの時の皮をめくるような感じである。
熱はないが、痛いというとナースがボルタレンを持ってきてくれた。

今日は日曜日である。入院患者は、毎日曜朝に体重測定があるのだが、
「まりもさんは・・ん~、8番抜歯だけで今日退院ね。じゃ測らなくていいですよ~」と言われてしまった。
8番抜歯(親知らず)は、病棟の中では大した扱いじゃないのかな~と感じてしまった。まあ確かに病気じゃないし・・

朝のうちに、退院の服に着替えて、荷物を片づけておく。
退院が決まってから、少しずつ持って帰ってもらっていたので、荷物もコンパクトなものである。

8時10分、朝食。
取りに行くときに、同室の人がまりもの格好(パジャマじゃない)を見て、「今日はどうしたの?」と聞かれたので、
「おかげさまで退院です」と挨拶した。
五分かゆ、温泉卵、青菜の磯和え?(ぺ)、金時豆orあずき(ぺ)、味噌汁、プルーン飲むヨーグルト。
30分ほどで全量摂取。フロモックス、ビオ、ボルタレン服用でもやはり左下患部が痛い。

9時、消毒。
今日は日曜で当直の先生なので、いつもの担当の先生とは別の知らない先生。
縫合部の傷は良好らしいのだが、「昨日から痛みが強く、かなり限局的になってきました」と訴える。すると、
「最初は全体的に痛むが、だんだん痛む箇所は狭くなって、キリキリした痛みに変わってきます」と言われる。
と、すると、この痛みはその経過をたどっているということなのか?

処置後、病室に戻るとダンナが迎えに来ていた。
荷物をまとめ、ナースステーションにTVのリモコンと体温計を返し、あいさつをして退院した。
早い退院だ。このまま日にち薬でだんだんよくなるものだと思っていた。

(つづく)


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親知らず抜歯奮戦記(3) 手術編

1.当日の朝

夜中2時過ぎにトイレに起きて1時間半ほど眠れなかったが、それから知らないうちにウトウトとしてしまったようだ。
外からボイラーの音だろうか、ボーーン、ボーーンという音がして、6時前に目が覚める。
夜中に眠れなかったといっても、前夜21時に寝てるんだから十分な睡眠時間だ(笑)。

病院は6時起床だが、ナースが少し遅れて6時20分頃起こしに来た。
血圧、検温正常。「眠れましたか?」と聞かれたので、上記の状況を答えたら、「よく眠れてよかったですね。中には眠剤を飲んでも全然眠れない方もいらっしゃいますよ。」だって。
あまり緊張してないみたいに見えるのかな~。自分では結構緊張してるつもりだけど。

朝食のパンとりんごジュースを持ってきてくれた。袋入りの食パン2枚にジャムを塗って食べる。
起き抜けだけど、食欲も十分。おいしく全量いただいた。だってしばらくまともな食事は食べられないのだから!

食後に医科棟に行って、新聞を買ってきた。そのついでにちょっと建物の外に出て携帯メールの確認。
外は雲は多いものの、外気はすがすがしい。今日も一日良い天気の予感がする。
運動不足になるのがイヤで、努めて階段を上り下りする。
医科棟に入ると、早朝の誰もいない病院内は、不思議な感じがする。

病室に戻ってTVを見ていたら、3人部屋の真ん中のベッドを運び出していた。
一番窓際には、昨日から別の患者さんが入っている。
でもまりもも術後は部屋を移動するらしい。

暇なので、ベッドの上でストレッチなどして過ごしていた。
FMを聞いていたら、今夜がボジョレーの解禁だという。う~ん、飲みたかったな~。
いつボジョレーが飲めるのかな~。新酒がビンテージになる前に飲みたいな~(大げさ)。

ナースが来て、血圧と脈拍を測定。
脈が50台しかないので、マラソンでもしてるんですかと聞かれてしまった。
ホント身体は正直。

11時いよいよ術衣に着替え、眠剤を飲む。(術衣の下には何も着ないんですよ)
このまま、ここでその時が来るのを待つ。
15分後、うがいに立ったら、クラクラする。やっぱり横になってないと危ない。
ナースは寝てしまってもいいですよと言われたけれど、手術前に一度ダンナと話をしておきたいし、
(手術には家族が立ち会わないと、手術自体を始められないことになっているので、手術室に移動するまでにダンナが来ることになっているのだ)
ぼーんやりとしながら、横になっていた。

2.手術

12時45分、ようやくダンナがやってきた。程なく先生達が呼びに来て、ストレッチャーに移される。
そのままカタカタと廊下を運ばれる。
付き添いのナースが、「あんまり緊張してないみたいですね」と言う。
そんなに弛緩しきってるんだろうか・・

手術室は7階。
ストレッチャーはとても狭いので、周りをキョロキョロとする余裕もない。
手術室に入り、2度ほど台を移って手術台に上る。
天井には、例の丸くて大きな照明がドーーンとある。術衣を着た先生達が結構たくさん、周りにいて、
体中にいろいろ管や電極などが手際よくつけられていく。
点滴もされる。一度やり直してたな(笑)

酸素マスクをつけられて、「ゆっくり深呼吸して下さい」と言われた。
深呼吸すると一緒に麻酔ガスも出ているようで、ちょっと臭いがあって息苦しい。
昨日麻酔の説明を受けた時もらったプリントに、「痛い、寒いなど何でも感じたことを話して見て下さい。緊張がほぐれます。」と書いてあったので、「息苦しいですう」と言ったら、あまり取り合われず「とにかく深呼吸して」と怒られた。お~い、プリントに書いてることと違うやん(笑)。
だんだん目の前が暗~くなってきて、頭から血の気が引いていくような感じだ。立ちくらみの感覚に似ている。
そのまま、気が遠くなっていった・・・・

(空白時間)

手賀沼ハーフマラソンの夢を見ていたような気がする。
心地よい気分。
なのに、「まりもさん、まりもさん」と起こされた。う~ん、気持ちいいのに起こさんといて。
ふと、目を開けると、周りを何人もの人に取り囲まれている。ん?ここはどこ?私は誰?状態。
・・・ああ、そうか。まりもは手術受けてたんだ。とようやく気がついた。

「白い巨塔」の財前教授のように、思わず時計を見ると17時頃だった。
とすると、4時間近く経っているのか。

3.病室に戻る

麻酔が切れる時の説明を事前にされたが、やはり全然覚えてなんかいない。
この辺り記憶がはっきりしていないが、息が苦しいことだけよく覚えている。
ストレッチャーで、病室に移された。病室は移動されている。今度は窓際だ。
まだ、麻酔が完全に切れていないので、言葉はよくしゃべれないし、頭もぼうっとしている。
病室には誰もいない。家族が来ているはずなのに、みんな何処に行ってしまったんだろう。

横になっていると、鼻から粘液が喉元に下りてくるような感じで、喉の奥に唾液やいろいろ溜まってへばりつくので苦しい。嚥下もうまくできない。
ナースコールをして、唾液の吸引をしてもらう。
家族はどこ?と聞いたら、食堂にいるというので呼んできてもらった。
手術が終わったという連絡が全然なかったらしい。

術中には鼻から喉に人工呼吸の管を挿入されたため、喉がとても痛い。
麻痺した喉で嚥下しようと思うと痛くてつらい。それによく飲み込めないので結局10分おき位にナースコールをして吸引してもらった。
喉が渇いて仕方なかったが、18時15分頃にならないと水分はもらえないらしい。

少しずつ意識も戻ってきて、家族とも少し会話ができるようになってきた。唾液も嚥下ができるようになってきてナースコールをしなくてもすむようになってきた。
この頃麻酔が切れたためか少し歯に痛みが出てきたので、痛み止めを点滴してもらった。
お見舞いに来ていた息子も、最初はこわごわとまりもの顔を見ていたが、だんだん回復してきたのがわかったのか、「お腹がすいた」だの「コロコロ(コミック)読んでもいい?」などといつもの調子。お前何しに来たんだよ。

先生達が様子を見に来た。抜いた歯を見せてくれた。
左上は切開もしなかったらしい。ただ、下の歯は左右とも砕かれてこなごなになっていた。
記念に欲しいと言ったら、前後左右別にケースに入れて持ってきてくれた。うれしい。

ナースがコップに水を持ってきて、飲む練習をした。うまく飲めた。
19時頃?流動食が出る。重湯、味噌汁の汁のみ、ヤクルト、りんごジュース。
朝からほとんど食べてないし、お腹が空いているので、りんごジュース以外は全部食べた。
でも、口が1センチくらいしか開かないので、スプーンの先に少しずつのせて食べなければならず、時間がとてもかかり、疲れてしまった。

家族は食事を片づけてくれて、そのまま帰った。
術衣から着替えて、トイレに行く。ナースが付き添ってくれたが、フラフラとする。
熱が37.5度あり、フラフラはそのせいか。帰りにうがいをしようと洗面所に行って鏡を見ると、
顔の下半分はバンバンに腫れている。特に右下。
唇は術中無理矢理開けられたらしく、口角が切れ、茶色の傷になって横に広がっている。
腫れはこれから3日後がピークらしい。恐いよ~。

ベッドに戻るとナースが氷枕を持ってきてくれた。
両足の踵が痛い。見ると赤くなっていた。術中の血行障害かもしれないと思い、さすってみる。
寝る前に痛み止めのボルタレンを飲んで寝る。喉の奥のネバネバ感がなかなかとれずに不快である。

(つづく)

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親知らず抜歯奮戦記(2) 手術前日編

1.いよいよ入院

11月16日当日がやってきた。
今朝は、9時45分までに入院受付をすませ、10時までに8階の病棟に行くことになっている。
まりもはダンナと母に付き添ってもらって、9時25分に病院入り(なかなか絶妙なタイム)、45分頃病棟についた。

ナースステーションに行くと、まだ病室の準備ができていないので、先に病棟内の案内と説明をしますとのこと。
食堂で簡単なアンケート(病歴とか、生活習慣とかの)に答え、荷物を置いて、ナースについてグルっと病棟を一回りする。
「ロ」の字型に廊下が回っていて、その両側に病室、処置室、食堂、トイレ、風呂などが並んでいる。
トイレでは、手術をする人は、術前術後の3日間は、尿を全量大きなビーカーに取って、機械で測定するそうで、次回のトイレからして下さいと言われた。次回のトイレからそうするのだ。これは手術によって排尿に変化がないかどうか調べるためらしい。トイレもウォシュレット付きでなかなかよい。
風呂も9:30~17:00まで入れるんだって。

これまで入院したことは二度ある。
一度目は息子がお腹にいたときに、切迫流産になり3週間の入院。
この時は絶対安静で、ベッドから出られるのはトイレの時だけ。しかも終日点滴されていて、トイレにも点滴をガラガラと押していくような状況だった。
二度目は、お産の時。
だから、入院中にお風呂に入れるなんて生活が想像できなかった。

病室の準備ができて案内された部屋は、
壁にくまちゃんの絵なんかあって何かやたら可愛らしい。なんかベッドも小ぶりな感じで、部屋も狭い。
どうやら子供用の部屋らしい(笑)。でも3人部屋。
私は一番廊下側で、奥にも2人入っていたが、どうもお二人とも今日が退院らしい。

2.手術前日は検査漬け

どうも、手術の前日に入院するケースは少なく、普通は2,3日前から入院するのが一般的らしい。
だから、今日は検査検査で終日忙しいそうだ。
今日は手術の説明を家族にするので、同伴してほしいと言われたので、ダンナにも付き添ってもらったのだが、
検査の予定とか詰まっているので、説明は夕方になり、一旦家族は引き上げた。

荷物を整理する暇もなくまずは血液検査。注射恐怖症のまりもは、何度やっても慣れない。
まあ、何とかクリアした。

次は11時から、何たらCT検査がある。
これは、実はまだ実用前で一般に供用されていないのだが、まりもは先生に頼まれ、治験という形で取ることになっているのだ。場合によっては、学会発表にも供されるかもしれないらしい。
でも、そのおかげでこの検査は無料でしてもらえる。ラッキーである。
しかも「学会デビュー」できるかもしれない(って違うか)。
頭部レントゲンのような感じで、ただちょっと長くじっとしてなければいけないだけで、これも別にどうということもなく終わった。

11時40分からは肺機能検査。
人工呼吸器の対応のために調べるのだそうだ。普通の肺活量と1秒間肺活量を調べる。
一度失敗したが、二度目で何とかクリア。

続けて11時50分から簡単な口中診察。この間分刻みのスケジュールでまるで芸能人並である(笑)
左下の違和感が気になっていたが、大したことはないらしい。手術は予定通りである。
安心したような、不安になったような複雑な心境である。

さらに尿検査と続き、ようやく昼食。
本当は配膳車に各自が取りに行く(歩ける人)のだが、検査で少し遅れたので、食堂に配膳されていた。
メニューはご飯、鰺の塩焼、なすの味噌汁、大根としめじの和え物、肉じゃが、わさび漬。
鰺が少し固くなっていたが、味はまあまあである。
食堂で食べている人は、病室数の割にはそれほど多くなく、部屋で食べる人が多いのだろう。

食後の少しの時間を利用して、ちょっと医科棟まで足を伸ばす。
というのも、新聞販売機は医科棟にしかないから、場所をおさえておきたかったのだ。
医科棟は広くてきれいで、吹き抜けやエスカレータもあって、ちょっとしたホテルのような感じだった。
医科棟の7階に自販機コーナーがあり、そこに新聞の自販機がある。朝日が欲しかったのだが、一般紙は売り切れていた(明日からは朝早く来ないと)。仕方がないので、日刊スポーツを買った。

病室のベッドに戻って、スポーツ紙を広げていると(オヤジっぽいな~)、ナースが明日の説明と検温に来た。
今夜までは通常の飲食だが、明日朝はパンとジュースのみ、午前9時以降絶飲食だそうだ。

14時からまた口中診察。口中のスケッチ、歯周ポケットの測定など行う。

14時30分、麻酔科のナースが説明に来る。麻酔の流れの説明を受ける。

ナースから明日の手術に備えて、今日は入浴するように言われていたので、隙を見て入浴する。
お風呂は、ステンレスの浴槽(2,3人入れる)、カランが2つあって、狭いが清潔である。まあ温泉旅館に来ているわけじゃないから豪華な浴室を期待してもしょうがない。
先客があったので、少し話をした。親知らずの抜歯で入院することを言ったら、その人はびっくりしていた。
ここに入院している人はほとんど同じような手術かと思っていたら、そうじゃないんだな~(当たり前だ)。
そういえば、顎に切開跡があるような人や、顔に器具を装着しているような人など、いろいろな人が入院している。

お風呂で会った人に、ナースステーションでドライヤーを借りられることを聞いて、早速借りた。
ドライヤーまでは持ってこなかったので、ありがたい。

入浴が終わると、すぐに今度は麻酔科の先生の問診があった。このために以前に一度麻酔科は外来で受診しているので、簡単な問診と説明で終わる。麻酔から覚める時には、「名前を呼びますから、わかったら手を握ってください」とか「しゃべれないけど、焦らないで」とかいろいろ言われたのだが、そんなことその場になって覚えていられるのだろうか・・・

問診が終わってトイレに立つと、さっきの麻酔科の先生が慌ててやってきて、
「まりもさん、この1週間くらいに何か激しい運動されましたか?」と聞かれた。
一瞬、うっ、何でそんな事を聞くの!?と思ったが、
「実は、日曜日に20kmのランニングの大会に出たんです。」と小さい声で答えたら、先生は安心したように、
「あ~、そうでしたか。血液検査の結果を見たら、激しい運動をした後で上がる数値が異常に上がってるので、びっくりしたんです。原因がはっきりしてればいいですよ。」
・・・う~ん、やはり身体は正直だ。医者は何もかもお見通しだ(大汗)。

休む間もなく、再度処置室にて口中診察と撮影。
先生達が口を大きく開ける器具を入れようとするのだが、なかなか入らない。しかもカメラの調子も悪く、うまく撮影できないで大往生する。
こんな事で大変な思いをするんだから、明日の手術は全身麻酔にしておいてよかったとつくづく思う。

16時頃ダンナが再度来院。
これから一緒に手術の詳細な説明を受けるのだ。
入院・手術は、外来とは違って、数人の先生がグループで担当される。

説明してくれたのはF先生。
まりもの場合、一度に4本の抜歯を受けるのだが、上の2本と、下の右側は、それほど難易度が高くないので、親知らずの1本手前の歯の外側の歯茎を縦に切開してそのまま歯に沿って切開し、歯茎を開いて抜歯する。その際、水平になっている下の歯は途中で切断して抜く。
一番難しい下の左側は、2本手前の歯の外側の歯茎を縦にメスを入れ、そのまま歯に沿って切開、歯茎を開いて、骨を削り、歯を分割して抜くとのこと。
当初は、親知らずとその手前の歯の根が一つではないかという疑いもあったが、先ほどのCTを取ったことで、根は分かれていることがわかった。ただ、親知らずがなかなか抜けない場合は、その手前の歯も抜いてしまって、そこに別に取った上の親知らず(上は埋没しているだけで、水平にはなっていないから、歯の形のまま抜ける)を移植する可能性もあるらしい。うへっ。
以前にも言われた神経麻痺の可能性なども縷々説明され、同意書を書く。

外来時には術後の食事は経口でなく、鼻からチューブを挿入して流動食を入れる可能性を言われたが、それはないらしい。

4.最後の晩餐

とは、大げさだが、今夜の夕食を最後に、普通の食事は取れなくなってしまうのだ。
(正確には明日の朝食も食べられるが、簡単なものなので)
ダンナは食事前に帰ったので、また一人で食堂で寂しく食べる。
メニューは、ご飯、大根の味噌汁、鶏の唐揚げ、アスパラソテー、もずく、高野豆腐と人参の煮物。
不安と妙なワクワク感を一緒に噛みしめながら、おいしく全量いただいた。

夕食後、ようやく忙しかった今日のスケジュールも一段落。ベッドで雑誌や本を読んで少しゆっくりすることができた。
眠い。TVを見ていても眠い。寝る前に睡眠剤(気分を安定させるためでもある)を飲んで寝ることになっているのだが、眠剤がなくても寝られそうだ。TVを見ながらちょっとウトウトとしてしまった。
21時消灯。ナースが眠剤を持ってきたので、それを飲んで寝る。

明日はいよいよ手術当日である。

(つづく)

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親知らず抜歯奮戦記(1) 発覚・再発・入院決定編

1.発覚

それは、2003年も押し詰まった暮れのこと。
左下の奥歯(第2大臼歯・・斜めに生えている)の周りの歯茎が急に腫れだし、みるみるうちに痛みが強くなった。
こんなことは初めてだった。
もうすぐ年末で、ダンナの実家に帰省しなければならない。この激痛では、帰省もままならない。

息子行きつけの、A歯科に駆け込んで診察を受けると、何と親知らずだという。
とりあえず、痛み止めを処方してもらい、何とか年を越えられた。
年明けにまたA歯科に行くと、
「歯槽膿漏がひどいので、また腫れるかもしれません。あまり腫れを繰り返すようなら、抜いた方がいいですね。とにかく歯磨きをしっかりして下さいね。」
とのこと。
自分が歯槽膿漏なんてことも知らなかった。何でもこの付近の歯周ポケットは何と1センチ以上もあるらしい。
そこに、食べ物のカスが詰まったりして、細菌に感染して腫れるのだそうだ。
今まで、何もなかったのは若かったからか。う~ん年は取りたくない。

2.再発

「喉元過ぎればナントカ」で、腫れが退いてしまえば、そんな事も忘れていた。
当初は一生懸命やっていた歯磨きも、元来の無精がたたって、だんだんいい加減になっていった。
猛暑の夏も過ぎ、ようやく涼しくなってきた9月の下旬、それはまた突然襲ってきた。

9月の最終土日は、ダンナの自転車レースのMt.富士ヒルクライムについて、河口湖まで家族旅行。
その直前あたりから、何だかくだんの奥歯の周りの様子がおかしい。
イヤな予感がしたが、そのまま旅行に行き、帰ってきた翌日から痛み出した。
痛みはだんだん強くなる。たまらず、またA歯科に電話すると、木曜日に予約を取ってくれた。

「前と同じところが腫れてますね。(レントゲンを撮って)これは抜いた方がいいですが、かなり難しい手術になりそうなので、うちでは無理です。病院を紹介しますから、そちらに行ってみて下さい。」
と、区内の某病院と、東京医科歯科大病院のどちらにするか言われたが、
(・・かなり難しい手術!?ってことは、ちょっとした所だったら、また余所に回されるかも。医科歯科大ならそれ以上の所はないだろうし、こっちにしとこ。)
ということで、医科歯科大に紹介状を書いてもらうことにした。

3.東京医科歯科大附属病院を受診する

A歯科でもらった薬で、少しは楽になったのだが、
こうなったら早い方がいいだろうと、翌週の月曜、パートも休んで医科歯科大に向かった。
初診は8時半から受付だ。大学病院だから、きっと相当待たされるんだろうな~と、覚悟を決めていた。
(かつて、某大学病院の口腔外科に別件でかかったことがあるのだが、その時は予約を取っていても、9時に入って、病院を出たのは午後の2時だったからだ)

初診の事務手続きをして、6階の口腔外科外来に行った。
多少待っている患者はいたもののそれほどは混んでいない。ラッキー!
問診票を書いたりして、2,30分ほど待ったら、呼ばれた。

最初は問診。会議用のようなテーブルを挟んで、いろいろ症状等を聞かれるのだが、その後ろにはズラ~っと、白衣の先生が並んでいる。さすが大学病院。
とりあえず、担当の先生をこれで決めるらしい。

一度、待合いに出て再度呼ばれた。今度はあの歯科用の椅子に案内される。窓や壁に向かって、10数台もの椅子が並んでいて、なかなか圧巻である。しかも6階なので、お茶の水方面の景色がなかなかよい。真夏は暑いだろ~な。
などと、考えていたら、早速診療開始。持参した紹介状に、I歯科で取ったレントゲン写真も入っていたのだが、これでは小さいので、ここで取り直してほしいと、地下の放射線科に回される。しかし、ここはスムーズに待つこともなく、すぐに撮影終了。

速攻で写真は現像されて、口腔外科に戻った。う~んなかなかできるぞ、医科歯科大!
担当はN先生。レントゲン写真を見ながら説明されたが、
先生「まりもさんの、左下の一番奥に生えている歯のさらに奥に、親知らずがあるんですが、それは完全に歯茎の中の、しかも骨に埋まって、水平に生えています。抜くとすれば、歯茎を切って、骨を削って、歯を砕かなければなりません。」
・・ええっ、歯茎を切って、骨を削る!?おののくまりもに、先生はさらに付け加える。
先生「水平に生えている歯は時々あるんですが、まりもさんの場合は、向きが奥に向かっているので、かなり骨も削らなければなりません。しかも神経にかなり近いので、抜くときに神経を傷つけてしまう可能性もあり、そうすると唇や舌などにも麻痺が残る可能性もあります。」
まりも「そんなに大変なんですか?」
先生「そうですね、数日は入院していただくことになるでしょう。」

・・入院!?歯を抜くだけで何日も入院をしないとならないなんて、予想もしなかったまりも。
そんなに大変な手術なのか!?

まりも「手術はどれくらいかかりそうですか?」
先生「検討してみないと詳しくはわかりませんが、2,3時間はかかるでしょうね。麻酔をかけるから痛くありません。」

そりゃ、そうだけど、そんなに口開いてられないよ~。
まりもは、ただでさえ、口が開かない人なのである。前述の某大学病院の口腔外科受診も顎関節症のためである。さらに、嘔吐反射も強く、以前にも歯医者さんでお店を広げてしまった前科者なのである。
そう言って、先生と相談すると、麻酔の方法にもいろいろあるが、まりもの場合は全身麻酔で手術するのがいいのではないかということになった。
そして全身麻酔のついでに、他の親知らずも全部一気に抜いてしまうことになったのである。

医科歯科大のシステマチックな診療体制。受付から、支払いまで、これで3時間しかかかっていない。
某大学病院にも、少しは見習ってほしいものである。

4.入院まで

いずれにしても、腫れがあるうちは手術はできない。
それに入院は1週間~10日くらいは見てほしいということ。(これを知り合いに言うと、一応にみんな驚く)
病棟の開き具合もあるので、1ヶ月半くらいは先になるらしい。
簡単に考えていたまりも。歯を抜いてすっきりして、11月のつくばマラソンに臨むつもりでいたが、
これでDNSが決定した・・・(涙)

入院までには、いろいろと術前検査があるのだ。
血液検査、肺レントゲン、HIV検査、どれくらいで血が止まるかの検査などなど。
これからちょこちょこと通院して、検査を受け、万一内科的所見が悪い場合には、そちらの治療が優先するらしい。
幸い、まりもはどの検査にも引っかかることはなかった。歯を抜くついでに、健康診断もしてもらったようなもんである。
そして、入院日11月16日、手術日11月17日と決定した。
当日までには、よく養生して、最善の状態で臨まれたいと言われている。

当初は人ごとのように感じていたまりもだったが、刻々とその時が近づくと、夜中に目が覚めてなかなか寝られないようになってきた。やはり緊張しているんだ。
でも、直前の14日には20kmのロードレースにまで出てしまった。(ただ、これはまりもにとっては日常の一こまなのだ)
それに、しばらく飲めないかと思うと、入院前の数日は毎日飲んでいた(汗)

何か、例の部分の調子があまりよくないように感じる。少し腫れてるんだろうか・・
手術は延期されずに無事できるだろうか・・心配になってきた。
入院前日も、ちょっと寝付きが悪かった。

そして入院当日を迎えた。

(つづく)


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2004/11/25

ドライソケット

例の親知らず、退院は予定より2~5日ほど早かったのに、
退院してから、左下患部の中の「骨」の痛みに苦しんでます(>_<)

病院で診察してもらった結果、
縫合部の状態は良好なので、
親知らず1本分の大穴が開いている歯茎の中の穴で
ドライソケットになっているのではないかという見立て。

ドライソケットというのは、一種の治癒不全で、
抜歯時に出血した血の塊が傷口をガードすべきところが、
何らかの関係で血の塊ができず、骨が剥き出しになってしまっている状態らしいです。

ボルタレンという結構強い鎮痛剤を処方されて、飲んでいるのですが、
かっきり6時間半で効果が切れて、強烈な痛みが襲ってきます。
時計要りません(笑)

なかなか侮れんわ、親知らず!

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2004/11/21

退院しました

16日(火)より、親知らず抜歯の手術のために入院していましたが、
おかげさまで回復が早く、予定より早い退院となりました。

でも、まだ奥歯(上下左右とも)の歯茎の傷口が腫れているので、
食事がよくできません。
噛めないので、ペースト状の食事しかできないので、普通の生活に戻るのには
しばらくかかりそうです。

早く走れるようになりたいなあ。

コメントいただいたり、心配いただいた皆さん、
どうもありがとうございました!!

入院中は詳細を記録しておりましたので、
後日入院体験記をアップしたいと思っています(^^)v


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